子どもが地域の保育園に通いながら、家族で現地滞在ができる暮らし体験「保育園留学®︎」【株式会社キッチハイク】
都市部に住む子育て世代の方の中には「自分の子どもには大自然に触れて心身ともに健やかに育ってほしい」という思いを持つ方も多いのではないでしょうか?
ただ実際に移住を考えるとなると、ハードルが高く難しいものです。
株式会社キッチハイク(以下キッチハイク)は事業の一つとして、1週間から2週間、家族で地域に滞在しながら子どもを現地の保育園に通わせることができる暮らし体験「保育園留学®︎」を提供しています。
子どもには大自然に触れながらのびのび過ごす機会を、親御さんには今のお仕事を続けながらも多様な選択肢を。
さらに過疎地域には子育て家族を招くことで地域経済に貢献します。
なぜやっているか
子どもは大自然でのびのびと
都市部では園庭のない保育園も多く、東京では園庭保有率10%台の地区もあるなど、子どもがのびのび過ごせる環境は実はとっても貴重なもの。
都市部の子どもたちにも自然と触れ合いながら豊かな感受性や価値観を育んでもらいたい。そんな思いからキッチハイクは地域で心身ともに健やかに過ごせる環境や機会を提供しています。
親が仕事も子育てもできる新しい選択肢
また、仕事と子育ての両立の難しさも現代の子育て世代の重要な課題です。
働き方の多様化が進んでいるといっても、なかなか理想的な両立は叶わないのが現実。
キッチハイクは地域での子どもの預け先とリモートワーク可能な環境を用意することで、普段とはひと味違った、旅先での充実した仕事・子育て体験を提案しています。
地域の超長期的な関係人口を創出
子どもがのびのび育つのに適した環境がありながら、人口減少・子育て世代の流出に悩まされる過疎地域は多くあります。
移住施策を行なってもハードルが高く、実際の成功事例に結びつけるのは難しいことです。
キッチハイクは「保育園留学®︎」を通して留学家族が定期的に地域に訪れる仕組みを実現。
超長期的な関係人口を創出します。
どうやっているか
多様な地域の保育園
保育園留学®︎の受け入れ先は、自然を感じるのびのびとした保育園ばかり。
原っぱの園庭を走り回れる保育園、海にお散歩に連れて行ってくれる保育園、田園の中にたたずむ保育園など、ロケーションを活かした多様な留学先でおもいきり遊びながら、子どもたちに豊かな感性を育んでもらいます。
留学先は北は北海道から南は鹿児島まで。
「保育園コンシェルジュ」が相談に乗ってくれるので、予定や希望に合わせた保育園選びができます。
1~2週間滞在できる宿泊施設
留学中に滞在する宿泊施設もキッチハイクがご用意。
家族で暮らせる必需品がバッチリ揃っています。
また、リモートワークと日常生活が十分に送れる環境を整備し、地域によってはコワーキングスペースとも連携。
親御さん自身もいつもと違う環境でのびのびとお仕事ができます。
自然を近くに感じながらリフレッシュできるので、お仕事も捗るのではないでしょうか?
地域ならではの自然体験・アクティビティ
保育園の行き帰りに畦道や風情ある街並みを歩いたり、週末は特産品の収穫体験や、海街では釣りに、雪国ではスキーに挑戦してみたり。
今しかない瞬間を親子で過ごし、たくさんの初めてに出会う時間は一生の宝物になるでしょう。
そしてたくさんの思い出が生まれた場所にはきっと愛着が湧くはず。
第二の故郷のように帰りたくなる街として、何度も足を運びたくなる仕組みにもなっています。
たけはらDXでの取り組み内容
そんなキッチハイクは今回のたけはらDXにて、保育園留学®︎事業を通じた下記の検証に挑戦します。
竹原のファンを作れるかの検証
地元保育園や宿泊施設、事業所と提携し、安芸の小京都「たけはら」ならではの伝統的な町並みで行う保育園留学®︎を企画。
留学プログラムに酒造体験や塩作り体験などの観光資源を取り入れることで、事業を通じて竹原にまた来たいと思ってくれるファンを生み出せるかを検証します。
アジア圏からのインバウンド獲得に繋げられるかの検証
また、竹原は広島空港からも程近く、海外からの利用者の受け入れにも適したロケーションであることが特徴。
その強みを活かし、海外の子育て層にも日本の地域に触れる体験をしに来てもらうことで、保育園留学®︎を長期のインバウンド獲得に繋がる事業とできるかを検証していきます。
移住定住施策としてのパッケージ確立
保育園留学®︎は単なるツーリズムとは異なり、閑散期がなく年間通じて送客ができます。
事業を通じた途切れない地域との関係構築とそこから広がる関係人口の創出をすること、そして、竹原市への移住・定住に繋げることができるかを検証します。
キッチハイクと竹原がコラボレーションする本プロジェクトの進捗は今後もこちらのnoteで紹介していきます。乞うご期待!!
◾️たけはらDX公式ホームページ
https://takehara-dx.local-innovation.jp/
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