ドラゴン・タトゥーの女を見てくれという話。
ドラゴン・タトゥーの女(2011年版)を見てください。
話は以上です。
後方の扉からお気をつけてお帰りください。
待って待って待って、冗談やん。
ドアノブから手を離して、もう一回座って。
コーヒー入れようか?ミルクと砂糖は?
はい。
『ドラゴン・タトゥーの女』という映画が大好きです。
真面目で切れ者、調査は実際に現場や人物の元へ足を運んで行う雑誌記者の男性・ミカエルと、高い知能指数と天才的なハッキング技術を持つが人付き合いが苦手なタトゥー、ピアスだらけの女性・リスベットのコンビが、40年前に隔絶された孤島から失踪した少女の行方を探すうちに、聖書に準えた猟奇連続殺人事件の謎へと直面し・・・というような内容。
もう面白くない?見たくなってきた??
ハードな性描写があるので、家族や恋人と見るのはお勧めしません。あと猫好きも見ない方がいい。
ただそのシーンもリスベットというキャラクターを確固たるものにしてるシーンなので、好きなシーンでもある。
監督は『セブン』、『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャーで僕の1番好きな監督です。(上記2つも名作なので見て)
ミステリーの本筋も勿論なんだけど、全体を通してミカエルとリスベットの関係の変化と、それに伴ってリスベットの心の成長も描かれていて、とにかく見応えがある。
画面も物語の雰囲気に合わせて暗く、スウェーデンの寒さが伝わってくるような冷たい印象でとても良い。
アカデミー賞 編集賞を受賞してるそうなんだけど、テンポの良いカット繋ぎと、たまに時間経過と場面転換を表す時にスライド使ってるのが印象的だった。
同じフィンチャーでも『セブン』の時はそのタイミングでディゾルブを使ってた気がするので、編集した人のセンスかもしれない。
この映画で1番好きなシーンはラストなんだけど、フィンチャーらしくただのハッピーエンドでもなく、だからと言ってバッドエンドでもなく、ビターエンドと呼ぶに相応しい切ないラストになってて最高。
というのを最近見直して思いました。
レンタル版だとクソデカモザイクが入ってて、急に現実に引き戻された感じがして超萎えるのでBlu-ray版がおすすめです、ご要望あれば貸します。
ドラゴン・タトゥーの女を見て。という話でした。
忘れ物に気をつけてお帰りください。
あと小ネタというか、DVD版だとハッカーというリスベットのキャラクターに合わせてか、ディスクのデザインが市販のDVD-Rにマジックでタイトルを書いただけの海賊版仕様になってるのがめっちゃセンスいい。