障害者に必要なのは、途中で倒れない勉強法
Aは、精神障害福祉手帳2級を持つ障害者である。彼女の症状は、不安や集中力の欠如など、様々なものがあるが、特に強いのは「易疲労性」と「パニック障害」である。
その中でAは、簿記三級、簿記二級を取得し、現在は税理士試験の簿記論の勉強をしている。しかし、彼女が感じたのは、障害者や精神疾患に近しいものを持つ人たちは、独自の勉強法が必要であるということである。
勉強法に関して調べてみると、ネット上には多くの情報があるが、それらはほとんどが強者のやり方である。それらを実践すると、Aのようなハンデを持つ人たちは疲れやすくなり、不安やパニックの発現が高まるため、ついには倒れてしまう。
しかし、Aは諦めずに、自分に合った勉強法を見つけることを決意した。ネットで勉強法について調べる回数を減らし、あくまで「勉強していない状態よりはマシ」を目指して勉強を続けた。
結果として、彼女は簿記二級に独学で二ヶ月半で90点を取り、合格することができた。障害者に向けた勉強法があまりにも少ないことは悲しいが、Aのような人たちは、自分に合った勉強法を見つけることで、もしかするとある程度以上の難関資格でも合格できるかもしれない。あくまでもまだわからないが。しかし諦めるつもりはないとのこと。
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