失恋から学ぶ、正しい恋のはじめ方【ヒトの個性】
先日、後輩から彼氏と別れたので、話を聴いてほしいという連絡がありました。
後輩の彼氏の話は、付き合っている時から相談を受けていて、2人の恋愛事情もなんとなく知っていたので、彼女が彼のことをめっちゃ好きだったことも分かっていたのですが、今回私は敢えて新しい恋を勧めてみました。
それは、彼女がその恋愛において自分のcharacterらしくいられてなかったことが理由でした。
私は、恋愛において最も大事なことが“自分のcharacterらしくいられること”だと考えています。
頑張って相手に合わせたり、自分のペースを崩したりしてする恋愛には、意味がないと思っています。
なぜなら、もしその相手と結婚することになった時、自分のcharacterらしくいられないままだといずれ苦しくなって破綻してしまうからです。
だから、絶対に最初から自分のcharacterらしく振舞うことを意識しなければなりません。
ということで、今回は「自分のcharacterらしくいられる恋愛」についてお話ししていきます。
自分のcharacterらしくいられる恋愛において意識しなくてはいけないのが、最初に相手に好かれようとして別キャラを作らないことです。
たとえば“きちんとしてます”とか“家庭的です”とか“あなたのことだけを考えてます”とか etc.
私達は、相手に合わせて自分のcharacterとは違うものをついつい演じがちですが、characterと合っていないことは上手くできません。
だから、これはやらないに限ります。
ちゃんと自分のcharacterに合ったものを自分のウリにすることが大事です。
そしてもう一つ大事なのが、相手選びです。
これは、自分のcharacterらしくいられる恋愛においての大きなキーになります。
選ぶ相手は、自分と価値観が同じ人。
つまり、自分自身が大事にしているポイントを同じように大事にしている相手を選ぶことです。
実はこの大事ポイントは、それぞれのcharacterによって違いがあり、さらに私達が生まれた時から誰に教わるでもなく持っているものです。
そのため、それは変わっていくことも、なくなることもありません。
価値観＝大事ポイントが同じだと、二人で同じ方向を見ることができるし、お互いにその部分をよしと思うこともできます。
つまり、自分のcharacterらしく振舞っても相手が自分のことを認めてくれるし、好きになってくれるんです。
これって、ちょっと良くないですか？
たとえば、「尊敬」が大事ポイントなcharacter＜アクセ知性＞。
この＜アクセ知性＞は、知識や経験を蓄えていくことで豊かな人生へと繋がっていきます。
そのため、自分が知らない知識や経験を与えてくれる人に対して、憧れを抱き、自分もそうなりたいと敬意を持ちます。
逆に自分自身が知識を蓄えていくと、相手が敬意をもって接してくれます。
他にも、「敏腕」が大事ポイントなcharacter＜キュリ本能＞。
この＜キュリ本能＞は、考える前にまずは思い切ってやってみるという行動力を持っています。そのため、フットワーク軽く、物事をてきぱきと処理していく、働きっぷりのよさに惹かれます。
そして、一緒にいることで、お互いがサクサク物事をこなしていくことができ、楽しくなっていきます。
ちなみに、この「尊敬」や「敏腕」などという考え方は、実はそれぞれのcharacterの脳の回路によって作られるものであり、生まれた時から持っている特徴になります。
そのため、先ほども書いたように、なくなることはありません。
そうすると、この考え方に基づいて選んだ相手への“好き”は長く続きます。
逆に、ドキドキするという不確かな“好き”で相手を選んでしまうと、自分のcharacterに合っていないドキドキを求め続けるため、自分自身が過剰に振る舞ったり、無理をしたりすることになり、これを長く続けることはできません。
おまけに、元々持っている大事ポイントはずっと自分の中にあるので、ところどころでこの考え方は顔を出してきます。
そうすると、ドキドキさせてくれることが大事だったはずなのに、自分の大事ポイントである「尊敬」や「敏腕」などという秤でその人のことを見てしまい、“なんか違う”と思ってしまいます。
でも、よくよく考えると、求めていたのはドキドキなのだから、たとえば尊敬の気持ちが持てなくても当たり前のことなのですが、勝手に思い描いた姿にズレが生じたように思って、上手くいかなくなってしまうのです。
これが徐々にすれ違っていく原因です。
だから、私達は最初から、自分のcharacterにあった大事ポイントで恋愛相手を見極める必要があります。そうすれば、“なんか違う”は起こらず、ずっとその思いを持ち続けることができます。
そして、自分自身も自分のcharacterらしく振舞っていれば、途中で苦しくなってしまうこともありません。
実は、これが自分も相手もハッピーで、恋愛関係を長く続けるためのとっておきの方法なんだと思っています。
MiKA
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