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脳内イメージと現実世界がイコールになる!【ヒトの個性】

私は以前から、「頭の中で自分の動きをイメージし、実際に行ったのと同じように考える」という、脳内シミュレーションを日常的にやっていました。
これは私にとって当たり前のことであり、セミナーの前日に一通りの流れを想定する、初めていく場所へのルートを想定するなど、仕事に纏わることから些細なことまで、普通のことでした。
でも8タイプある、それぞれのcharacterについて考えていくうちに、脳内シミュレーションというのはcharacterの特性であることに気付いたのです。
今回は、脳内シミュレーションが得意なキャラクターについてお話ししていきます。

脳内シミュレーションとは、「実際と同じような状態を頭の中で作り出す」ことです。
これを行うには、「動きを捉える」、「その動きを思考で捉える」という、この2点がポイントになってきます。

まず動きを捉える上で必要なのが、“運動視”という動きを見分ける機能です。
動いているものを見た時、そのモノの向き、向かっている方向や速さなどの動きを細かく見分けて捉えていきます
そして、その動きを思考で捉えます
ヒトは自分の動作を無意識で行っているパターンが多いのですが、1つ1つの動きを事細かく明らかにしていきます。

この2点を行うことによって、脳内で作り出した状態が現実にとても近いものとなり、現実世界で行ったのと同じだけの効果が得られるシミュレーションとなるのです。

実際に、私はこの脳内シミュレーションを使って、明確な効果があったと思う経験を何度もしています。
その一つが、学生時代に所属していた自動車部での話です。
以前試合に出場した際、それまで練習してきた方法では絶対に勝てないということが、その試合中に分かりました。
そこで、戦法を変えることにしたのですが、実際に練習する時間はなかったため、自分の出番がくるまでの間に、頭の中でスタートからゴールまでの車の動きを細かく捉えて、自分が運転しているところをシミュレーションし続けました。
結果、一度も練習したことのない、頭の中だけで思い描いていたとおりに走ることができたのです。
これは、私がモノの動きを事細かく思考で捉えているからこそ、実際に動いてみなくても頭の中で再現することが可能となり、練習したのと同じだけのものが得られたのだと考えられます。

そんな、脳内シミュレーションが得意なのが、8type charactersの中の私も属するcharacter<パレ知性>というグループの人達になります。

この<パレ知性>の特徴は「推測」。
動きを細かく捉えて、次に自分がどう動いていくか、先のことを推測するのが得意です。
つまり、「運動視」の働きにより、自分の視界に入るモノの動きを捉え、それを思考によって理解し、その先のことを考えていきます。
全ての動きを思考によって捉えているというのが、<パレ知性>の特徴です。

MiKA


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