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AIは決して勝てない!ヒトのパターン認識【ヒトの個性】
子供の頃から、私と妹では物事を決めるまでの速さが違っていました。
妹はとにかく速いのです。
外食でメニューを決める時、お土産を選ぶ時、電化製品を買う時 etc…
何をチョイスするにも思考してからというタイプの私とは、全く違うスピード感なのです。
おまけに、そんな妹のチョイスは悪くないものでした。
※私が思考によって行動しているというお話の1つが↓です。
実は私、characterについて考える前までは、妹は適当に選んでいるはずなのに凄いなと勝手に思っていたのです。
でも、実際のところ、この速いテンポ感は脳の回路によって作られているものでした。
今回はテンポ感が速い人の中でも、妹のようにパターン認識という脳の回路を上手に使っている8type characters<アミュ本能>の特徴についてお話ししていきます。
パターン認識とは、頭の中に膨大に蓄積されたデータと外からの刺激をマッチングさせる回路のことです。
これは、脳内にあるデータ(=パターン)が基になるため、
①パターンをたくさん持っていること
②その中から該当するものを素早く選び出すこと
この2点がポイントとなってきます。
そのために必要なのが、「物事をシンプルに捉える」ということです。
シンプルとは、無駄なモノがなく、その少ないものの中にも必要不可欠なものが入っている状態のことです。
物事をシンプルに捉えることにより、パターン認識においても、単純化されたパターンをたくさん持つことができます。
また、持っているパターンがシンプルなため、そのデータと照合する際マッチングさせやすく、膨大な量の中から素早く選び出すことができます。
逆に、物事がシンプルに捉えられないと、データをたくさん持つことも出来ないし、うまく照合させることも出来ず、素早く正しいものを選び出すことが出来なくなってしまいます。
これは私の甥っ子の話なのですが、幼稚園に入る前からジグソーパズルが大好きでした。そして、驚くくらいパズルを作るのが速かったのです。
ただ、作り方がちょっと普通とは違っていました。
一般的には、一番外側のピースから組み立てたり、似たような色のところから順に組み立てたりしていくと思います。
けれど、甥っ子は持ったピースを1つ1つその場所へ置いていくという組み立て方をしていました。このピースを置くまでがとても速いのです。
このやり方は、パターン認識の活用だと考えられます。
完成図のポイントとなるところをパターンとしていくつも覚えているから、自分の手にしたピースを脳内にあるパターンと照合し、何もないところに素早く置くことが出来たのではないかと推測しています。
誰かに教えられたわけでもないのに、甥っ子は自分の得意な回路を上手に使って遊んでいました。
そう考えると、人は自分の得意な思考パターンをちゃんと知っていて、このように無意識に使うことができるのです。
そんな、私の甥っ子のように、<アミュ本能>はパターン認識を上手に使うことができます。
この<アミュ本能>は、必要最小限が分かります。
要となる本当に必要なものが分かるため、物事をシンプルに捉えることができます。
つまり、シンプルに捉えられるからこそ、パターン認識という思考回路をうまく活用することができるのです。
そしてそれは、無駄がなく、速いという<アミュ本能>の特徴のひとつを作り出しています。
このように私達の脳の思考回路は、characterによって違っています。
この、自分の得意な回路を使うことで、その人の能力はより発揮されます。
だからこそ、自分の特徴を知って、持って生まれた回路を上手に活かしていく必要があると私は思っています。
MiKA
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