おうちごはんでの発見とご提案(^_-)-☆
おはようございます。
お家ごはん、どんな工夫してますか?どんな思いでしのいでますか?
この緊急事態下にあって、いつもの食生活からなにかしらの変化に対応していることと思います。
そんな中で、私は自分の「ごはん感」というものに気づいてちょっと新鮮な発見と体感があります。今日はそれをいくつかのポイントでまとめてみました。
あ、最後にレシピ1個載せておきますね!
1.新しい自分の気持ちに気づく
基本的に毎日家でご飯を作ってます。ええ、ご存じの方は驚くでしょうけど、仕事でもないのにこの私が結構マメにご飯をつくってます。
そんな中で発見したシンプルな思い・・・
「食べてくれる人がいるならご飯を作るのは楽しい(こともある)」
ということ。
『料理が苦痛だ』なんて書籍を出しておいて、思いを吐露しておいて、そりゃないよ・・・って当然セルフツッコミしました。
でも今の状況は、皆さんにとってもそうであるようにめっちゃ「イレギュラー」の「緊急事態」なのです。
なにせ、普段いない家人が家にいて、「一緒にご飯を食べる」という我が家のイレギュラー事態がここ最近ずっと発生しているのですから!!
そして、その緊急事態に対処しているわけなんですけど、これが結構楽しいんです。
もちろん日によって気持ちに差はあるものの総じて「料理が楽しい」・・・これは自分にとっては驚愕の体験です。
考えてみれば一般的、料理ってクリエイティブな仕事なんですから楽しいものです。創作活動、そして成果物を食べるという別の楽しみもある、そして誰かと一緒に食べればその共通体験はレジャーとすら言えます。
そうです!追い込まれなければ料理は楽しいもんなんですよ。(と自分に言っている)
ただ、これはあくまで「食べてくれる人が家にいる」という我が家にとっての「緊急事態」がベースです。
もしこれが「お弁当」「塾弁当」「部活弁当」「介護食」「離乳食」「減塩食」「男子飯」「自分飯」とあらゆるタイミングとニーズに答えねばならないなら、そしてそれが今日も明日も多分何年もしばらく続いてく・・・と考えたら、きっと「料理が楽しい」なんてそうそう思わないと確信しています。
つまり私にとって今の「ごはん事情」はこの非日常をまだ楽しめている・・・という段階なのかもしれません。
そうです、これがあと1年バッチリ続くよ!ってことになったら(なりそうですけど)きっと、もうご飯作りカンベンしてくれーー!って真っ先に根をあげそうでもあります。
さて、次なる発見です
2.テイクアウトに魅力を感じない
最初に謝っておきます。このご時世テイクアウトを利用することは飲食業の皆さんを助けるという大切な役割もあるからです。
そうなんです。飲食店応援の観点では積極的に利用しよう!と思うんですよ。でも前述の通り、まだ私の中には「料理を作る」モチベーションが結構あります。なんだか料理を覚えたての子供のように「今日は何作ろう」「あのあまりもので明日のランチはいける」など結構嬉々として作っています。きっとあまりいも今まで「家ごはんをまともに作らなかった」ということで私の中には「料理エネルギー」が相当備蓄されているんでしょうね。
そしてたまたまタイミングが重なり私はカフェ(ランチ)営業をやめました。毎日仕事でご飯を作る、という事を手放しました。
そしてコロナ禍にあって料理教室も全クラス中止にしています。
それまで日々、開けても暮れても「誰かのご飯」を考え、試作を繰り返し、レシピにまとめ、作り続けて片づけ続ける・・・そんな日々が消えてなくなっています。
そうしたら、自分の中に余白と余裕が生まれました。
これが第一の理由です。テイクアウトに魅力を感じないのは、まだ自分で作ることが楽しいと思う気持ちの余裕があるからです。
では、次の理由です。それは「店で食べたほうが絶対美味い」という考えを手放せないからです。
ええ、もちろん「美味しいものを気軽に食べる」というメリットや、「今の時期だからテイクアウトで飲食店を応援する」という側面など。いろんな「やった方がいい」理由があります。でも、イマイチ魅力を感じないので私は一度も利用していません。それは元同業者として本当にごめんなさい・・・って思ってます。
それまでは無類の外食好きで、ほとんどのご飯を外食していました。酒も飲むので相当な金額を世の中の飲食店さんに落としてきた自負があります!!
で、このような状況になりました。私はテイクアウトしてそれらの店の料理を食べたいか?というと、今のところ「No」なのです。
本当にごめんなさい。
そして気付いたことがあります。私は「店で出来立てをきれいに盛り付けてサーブされた料理」が好きなんだと。
もちろん家では再現できない味、作るのが面倒くさいあの料理など、テイクアウトだからこそ味わえる料理もあります。もちろん気にはなります。
でも・・・表現が難しく、誤解を招くかもしれないのですが・・・
「店でサーブされて食べたほうが別次元で美味しいから」なんです。
出来立てをきちんと盛り付けて、ゆったりと席に座ってサーブされる。
お酒を次々と(!)お替りしながら、座りっぱなしでどうでもいい話に花っを咲かせながら食べる外食。それが何より好きで、それにたくさんの時間とお金を費やしてきました。
だから今の私は、どうしてもその料理が食べたい・・・というより、そこに行って出来立ての最高の状態で非日常を味わいながら食事という体験がしたい、のです。
そしてテイクアウトなら当然そうなるであろう、お持ち帰り容器に詰められレジ袋に入れられた時点で、いくら家で温めなおしておしゃれな器に盛りつけてハーブをあしらおうとも・・・もう、自分が萎えてしまっているのです。
いつも食べるあの素敵な美味しい料理とは、別物・・・って。
だから誓います!!
この事態の見通しが立ったら、必ず必ず前よりも一層、飲食店に通い浴びるように高い酒を飲んだくれ、売り上げに貢献することを誓います。
そうです、料理そのものより高いお酒をバンバン飲む!これが飲食店売上貢献のツボです。みんな美味しくお酒のんであげてね!(偉そうか?)
だからテイクアウトでは貢献できないけど、違う方法で貢献するって決めてます。
3.ほどよい非日常を取り入れる
何事も制約を課してみたり、珍しいことをやってみるとモチベーションの維持につながります。
例えば30分で2品作る、とか、3日間買い出しをしないで作るとか・・・私はゲームのように挑戦します。
その中でなかなか楽しんでいることは、「普段使わない食器を使う」ことと「オープンエアーで食べる」ことです。
普段使わない食器とは、お正月しか使わない重箱や昔料理教室で使ったインドのお弁当容器(薄いステンレス製の丸いのが数段重なっているやつ)。
または、ガラスのドリンクサーバーを出してきてテラスにゴザ(またはヨガマットなど!)して、おうちピクニックなんてのもやります。
昨日はそれでしこたま青空の下でビール飲みました(^^♪
家の中にいたら気がめいります。
そしてこれからは天候にも恵まれるでしょう。
おうちピクニック!たまにはいかがでしょう?
ということで、最後にレシピを紹介しておきます。
昨日外でビールを飲んだあと、日も暮れて寒くなり家の中に戻った時、
「次はワインかな・・・」という酒飲みとして当然の流れになりました。
すると急に私の料理熱に小さな炎がともりました。
前に料理教室で使いまくっていた「オイルポット」がある。それでアヒージョ作るか・・・ということです。
いただき物の筍を水煮してありました。酒のつまみにしようと思って買っておいた旬のホタルイカがあります。
冷凍してあるバゲットを焼いて、ちょっとだけおしゃれワインバー気分味わいました。
レシピというほどのものでもありませんが・・・
鍋に筍とホタルイカ、ニンニク(スライス、またはつぶす)、鷹の爪(ホールでOK)を入れてひたひたになるくらいオリーブオイルを注ぎます。
そこに塩1,2つまみ入れて加熱。グツグツしたら出来上がりです。
ポットがなくても、普通の器に入れて具を食べオイルはパンに付けてどうぞ!ちなみに我が家は残ったオイルを使って次の日はパスタにします。
まだまだ続きそうな「ごはん作り」。
目先を変える、スイッチのオンオフをする、もちろんテイクアウトやお取り寄せなども併用して、どうにかしのぎましょう(^^♪
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