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コミュニティフットケアサロン
コロナ禍。在宅や施設への訪問ができなくなり悩んだ時に、今は他界されている在宅医が北欧では集会所みたいな所には椅子が置いてありフットケアが受けられるようになっているということを教えてくれました。それを思い出し急遽Openしたコミュニティスペースの中のフットケアサロンフットスタースマイル。椅子と器具、手技等があれば小さなスペースで始められます。
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私が携わりたいお客様は綺麗目的のフットケアを好まれる方ではないのだと元々来店型をすることは眼中にありませんでしたが、この時もフットケア業界の先輩より高齢者だけではなく広く対応できるようにしたらというアドバイスをいただいていたことを思い出し自分の中での境界線を取っ払い来店型を始めました。
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老若男女問わず遊びに来る感覚で気兼ねなくフットケアが受けられる場所をコンセプトにコミュニティスペースの半分をフットケアサロンにしました。
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設備等は万全ではありません。サロンは階段を昇った2階とバリアフリーではないお店です。
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しかしながら、いざ始めてみると遠方より定期的に1人でご来店いただいているシニア世代もいらっしゃいます。両手に杖を持ちながら歩き、階段の昇降を一段一段私も見守りながら。自宅に訪問されるよりも来店を希望するシニア世代も案外多いのだということを来店型を始めてお客様から教わったことのひとつです。
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今は2階という場所の関係から、お客さまも年々階段の昇降がお辛くなってこられているので移転、空家の活用も視野に入れておりますがコンセプトは変わらずこの先もいきたいと思っています。
撮影
株式会社フィルムズ 岡部俊雪氏