なんちゃあないぜよ 土佐旅日記 ~第十歩③~
2016年3月12日~13日(2日目)
無事に起床!
ていうか、どこからともなく朝方まで盛り上がっている酔っ払いの声で安眠はできず。
コンビニで調達した朝食を食べ、荷物をまとめてチェックアウト。
こうち旅広場では、昨日から引き続き東部のイベントの準備がすでに始まり、発声練習しているもて勤さんの姿も。
昨日は青空が広がっていたのに、今朝は曇り空。
それでも、久々の桂浜はやっぱりいい!
龍馬像にご挨拶をして、桂浜から広がる太平洋をしばらく眺める。
曇り空でも、波間がキラキラ輝いていて、いつまでも見ていたかったなぁ。潮の香りがなんとも心地良く、思わず深呼吸。
Sさんが、波のぶつかり合う様子を「東映みたい」なんて言うから、サスペンス風な写真撮影もしたり(笑)
桂浜を満喫したあと、お土産を買い、バスで五台山へ。
カフェでお昼ご飯を食べ、展望台へ。
ここも青空や夕焼けならとてもキレイなのだが、生憎の曇り空。
とはいえ、やっぱり何も遮るものがない景色は癒される。
桂浜、五台山ときて、この辺りから私の「帰りたくない」が始まりつつ、バスではりまや橋まで戻り「浜幸」さんへ。
「昨日も頂きましたよ」と言ってもお勧めされ、2日連続で試食を有難く頂戴し、色々と購入。
それから日曜市へ。
いつもは朝早くに行くので、お昼過ぎの市は初めて。
すでに片づけをしている店もあったが、定番のいも天はあって良かった!
Sさんが熱々のを食べて満足そう。
私はこの時期ならではと聞き、イカがたっぷり入ったおじゃこを購入。
高知駅に戻ってからは、しばし別行動。
私は、もて勤さんの舞台パンフを代理購入してくださったかたに会い、無事に受け取る。
ちょうどその時、弥太郎さん登場!
今ならパンフにサインもらえますよと言われ、久々に弥太郎さんとお話できた。
サインをもらっている時「仕事でどうしても舞台公演見に行けなかったんです、ごめんなさい」と謝ったら「ええよええよ、仕事やったら仕方ないやん。それでもパンフ買ってくれたんやろ?有難う!」って優しくお話してくださって。
まだ土佐旅を始めた頃、ひとりでどこか不安だった私に、もて勤さんで初めて声をかけてくださったのが弥太郎さん。
その時のお礼も伝えられて良かった。
そのあと、もて勤さんのステージを鑑賞。
もて勤さんのステージを見て笑って、ほんわかして、何より安心した気持ちで旅をするのもあと少し。
頭では理解しているつもりでも、まだ実感がわかない。
今度土佐に帰ってきたら、もうお別れの時・・・そんな淋しさだけが迫ってくるようで、油断したら泣いてしまいそう。
あっという間に2日間が終了。
帰りの特急に乗ったらついに雨が・・・まさに遣らずの雨。
初めての土佐のおきゃくも、Sさんが一緒に来てくれて楽しく参加することができたよ、有難う!(今回、何枚か写真提供も・・・感謝!)
そして土佐の皆様、お世話になりまして有難うございました!
全然知らない人たちが、まるで近所の顔見知りかの雰囲気で話しかけてくるのがホンマに最高(笑)
今月中にまた帰ります。
【第十歩のまとめ】
記念すべき10回目の土佐旅にして、初めてのことがこじゃんと(土佐弁:たくさん)あった今回の旅。
いつものルートでも一人旅でもないことで、新たに見知ったことも多かった。
自分が好きな場所を気に入ってもらえることも嬉しい。
予想外の出来事や出会いが巻き起こり、美味しいものとお酒は限りなくある高知は、何度来ても全くもって油断できない(笑)
いよいよ2桁突入となった土佐旅、より「高知」そのものに入れ込む旅になってゆく。
~第十一歩①~へ続く・・・