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なんちゃあないぜよ 土佐旅日記 ~第九歩②~

2015年11月21日~23日(2日目)

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ホテルで朝ご飯を食べ、7:50に出発!
今日から崩れてくるって予報やったお天気もなんとか持ちそう。
三志士像も秋晴れに映える。

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高知駅から特急に乗り、目指すは佐川(さかわ)
佐川は高知市内から西にあり、今回初めて訪れてみることに。
車内から、ステージの準備をしているもて勤さんたちが見える。
朝早くから忙しそうやなぁ。

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山々を通り抜け、あちこちに柿がつるしてあるのを眺めながら、25分程で佐川駅に到着。

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素朴な雰囲気に懐かしさを感じる。

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佐川はその昔、商人がたくさん住んでいた町で、司牡丹の酒蔵が建ち並び、現在も清らかな水を活かした日本酒が作られている。

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酒蔵を眺めながら、まずは青山(せいざん)文庫へ。
こちらは、佐川出身で土佐勤王党から宮内大臣となった田中光顕さんが、幕末の貴重な資料などを寄贈した歴史館。
龍馬さん武市先生、吉田松陰さんたち、幕末の志士たちをはじめ、佐川出身の植物博士、牧野富太郎さんの手紙や絵画などが展示されていて、見応えたっぷり。
いい夫婦の日に、武市先生が奥様の富さんに宛てた手紙を拝見できて何だかほんわか。

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青山文庫では、もて勤の以蔵さんプレゼンツのクイズがあり、歴史のテストを受けているような気分で展示を楽しめた。
レアスタンプもクイズのプレゼントバッヂもしっかりGet。

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それから、今は観光協会になっている旧浜口家住宅へ。

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カフェもあり、佐川で作られたブルーベリーの美味しいブッセとコーヒーでひと休み。

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江戸中期に酒屋さんが住んでいたという、風情のある建物や庭園でホッと落ち着いた。
今も当時のままの柱などが残されているそう。

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すぐ近くの「ギャラリーほてい」さんでは、Tさんが出来たての日本酒を試飲して早速購入。
私は日本酒がまだ苦手なので、少しだけ試飲させてもらったが、これは日本酒好きにはたまらんやろなぁってくらい新鮮な美味しさ。
私も日本酒飲めるようになりたい!!

佐川の町を満喫し、電車でさらに西の土佐新荘(とさしんじょう)へ向かう。
佐川駅の駅員さんが親切に色々お話してくれて楽しかった。

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須崎市となる土佐新荘駅に25分程で到着。
佐川以上に駅がシンプル(笑)

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可愛い猫がお出迎えしてくれた。

土佐新荘での目的は、須崎名物の鍋焼きラーメン
熱々らしいので、それは寒い時期の今こそ食べたいと計画。

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駅から数分歩いて鍋焼きラーメンの名店「まゆみの店」さんへ。
お昼前ですでに行列が。
ツーリングのおじさま団体が次々にやって来たのにはびっくり。

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初めての鍋焼きラーメンなので、基本のものを注文。
確かに熱々で美味しかった~!
今日は11月にしては暖かかったのでかなり熱々(笑)

お腹いっぱいになり、電車の時間まで町を散策。

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今清神社大善寺を参拝。

今清神社のそばには津波避難の場所があり、町のあちこちにも津波避難の看板が。
須崎市は海がすぐ近くにあるので、津波への対策もされているのを実感。

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大善寺は空海さんとの関わりがあり、八十八箇所とはまた別のお遍路があるみたい。

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小高い場所にあるからか、そばにリフトがあって下の社務所からお坊さんがそれに乗って上がって来られたのに驚いた。

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海が間近に見える。

土佐新荘駅からまた電車に乗り、高知市内へ戻ることに。

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猫が増えてる(笑)

途中の佐川駅に戻って来て、電車がしばらく停車していた時のこと。
佐川駅で色々お話してくれた駅員さんが改札にいらして、車内からちょうど目が合い、笑顔で手を振ってくれた。
駅や青山文庫、カフェやお店で、穏やかで優しいかたとたくさん出会えたなぁとTさんとしみじみ。

~第九歩③~へ続く・・・


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りえ
闘病中ですが書くことが好きで、マイペースに執筆しております。夢は自分の本を出すこと!サポート頂きましたら、医療費に充てさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。