【業界分析】iPhoneで使用される「有機ELパネル」とは?メーカー10選も紹介
1. はじめに
皆さんはスマートフォンはiPhoneを使用されていますか?
先日、Appleから2025年以降に販売するすべての「iPhone」に有機ELパネルを使用すると発表がありました。
▼参考記事はこちら
この発表を知って、わたし自身も時代と共にディスプレイ技術も進化していると改めて認識したニュースでした。
液晶は、スマートフォン、テレビ、PCモニターなどさまざまなモノに使用されていて、生活に欠かせない存在です。
わたしもあまり意識していなかったので、この機会に調べてみましたが、有機EL(OLED)パネルと液晶(LCD)パネルは、それぞれ違いがあるようですので、違いや製造している主要なメーカーなどを紹介したいと思います!
2. 有機ELパネルと液晶パネルの違い
有機ELパネルは、各ピクセルが自ら光を発する「自発光型」のディスプレイのことです。バックライトが不要で、黒色の再現性が高い点、コントラスト比が非常に高いという特徴があるようです。
また、視野角が広く、薄型設計ができるため、最新のスマートフォンやプレミアムテレビに多く採用されているパネルのようです。
しかし、焼き付きのリスクや耐久性の問題が一部で指摘されているとのことでした。
一方、液晶パネルはバックライトを必要とするため、黒の表現では有機ELに劣るようですが、製造コストが低く、長期間使用しても画質が劣化しにくいというメリットがあるようです。
また、コストパフォーマンスに優れているためさまざまな製品に多く採用されており、安価なモデルのスマートフォンやPCモニターで広く使われているのが液晶パネルでした。
3. 有機ELパネルを製造している主要メーカー10選
以下が、有機ELパネルを製造している会社です。
1. Samsung Display(韓国)
世界最大の有機ELパネル製造企業。
主にスマートフォンやテレビ向けに
供給している会社
2. LG Display(韓国)
大型有機ELパネルの製造で有名。
テレビ用を中心に製造している会社
3. ソニー(日本)
プロフェッショナル用途や
高品質ディスプレイの分野で有機ELを使用。
4. BOE Technology(中国)
スマートフォン向け
有機ELパネルを供給する大手企業
5. Visionox(中国)
中国市場を中心に、スマートフォン向け
有機ELパネルを生産している会社
6. TCL China Star Optoelectronics Technology (CSOT)(中国)
曲面ディスプレイなど、
先進的な技術に力を入れている会社
7. シャープ(日本)
自社製品や国内市場向けの
有機ELパネルを製造している会社
8. Everdisplay Optronics (EDO)(中国)
ウェアラブルデバイス向けの
有機ELパネルを強みに持っている会社
9. JDI(日本)
小型の有機ELパネルを中心に開発している。
10. AU Optronics(台湾)
中小型の有機ELパネル市場で
存在感を示している会社
4. まとめ
今回のニュースは、有機ELを製造しているメーカーにどんな会社があるのか、知る機会となりました。
わたしがこのニュースで思うことは、大手に自社製品が採用されたとしても決して安泰ではなく、数年経ってより求められるものができる会社があれば、スイッチされるということです。
今回の例は、時代と共に求められるニーズが変わるので、より良いモノがあればスイッチされるというわたし自身も価値を提供し続ける人にならないといけないという、考えさせられた事例の一つになりました。
現在行っている株式投資は、まさに今何が求められているのか、時代の流れや技術の進化にしっかりキャッチアップする必要があるため、大変勉強になりました。
株式投資も、伸びそうな業界や分野が何かアンテナを張って投資していくことが大切ですなので、今回はその中の一例ですが、引き続き時代の流れをキャッチアップしていきたいと思いました。
🌷おわり🌷
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