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トンボとの遭遇場所って意外と大事
トンボに限らず我が家にとっては、虫全般に言えることかもしれない。
赤トンボの写真を撮りながら
我が家のトンボ事件を思い出していた。
娘が高校生の頃のこと。
以下、当時のブログより抜粋
🍁
静かな秋の夜。
ぎゃ~~~という突然のおたけび(とても悲鳴とは言えぬ声)
長女のこんな声には慣れたもので
また飲み物でもこぼしたかな、なんて思いながら立ち上がると
先に部屋から慌てふためき飛び出してきた。
「トンボがいる!!」と。
ええっ~トンボが?何故に?
私、外で飛んでいるトンボは決して嫌いではない。写真に撮るくらいだし。
しかし!
部屋の中にいるトンボはある意味不気味。
居るべき場所が違うだけで、人間、見る目が変わってしまう。
私も子供の頃はトンボくらい手でつかまえたものだけれど、
大人になってから、昆虫系に触れたことがない。
そして私が産み育てたのは、昆虫に興味のない娘2人。
子育て上、昆虫と関わることがなかった。
むむむ
ちょっと怖い
と、次女が「つかめるかも…」
そういえば、この子は蝶やトンボを追いかけていたことがあったっけ。
でも、捕まえることはできなかったのではなかったっけ。
とはいえ他に頼る相手もないので喜んでその申し出をお受けしよう 笑
「よし、いけ!」
さすがに次女も恐る恐るという感じで
一度目は失敗
飛んだトンボに(飛ぶっちゅうねん)
長女がまたもや「ぎゃ~~~」とおたけびを上げて眼鏡を落としてコントのように逃げ回る 笑
(怖がってるのはトンボのほうだし)
二度目は無事、外へ解放
ホッとするのもつかの間
今度は次女が
「わ~何これっ!!」と叫ぶ。
次女の手に卵のようなプツプツがついている。
これって、部屋で産卵???
水辺とかじゃないと孵化しない?
長女の部屋でトンボ大量発生とかしない?
部屋で大量発生したら、
そのときは私も一緒におたけびを上げる、絶対に。
🍁
恐ろしさのあまり、当時のブログでその日のうちに呟いた。
すると、トンボって驚いたときに産卵してしまうことがあるとコメントが入っていた。
トンボも怖かったんだよね。
そして水辺じゃないと孵化しないはずとのコメントを読み、ホッとしながらも、その夜 私は、シーツ類を洗濯して(ベッドの上を飛んでいたので)掃除機をかけ、拭き掃除もした。
その間、次女はしきりに手を洗っていた。
その間、長女はリビングのソファに寝転がり何事もなかったかのように携帯をいじっていた。まったく…。