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空の向こうにいる大切な人を想うあなたへ

【会いたくてonce again】という曲が先日公開されました。
運よく何人かの作曲家さんとも巡り合えて作詞作品を順次releaseする機会に恵まれ、この曲がキリ良く10曲目となりました。

テーマは
空の向こうにいる大切な人を想うあなたへ

職業柄、命と向き合う日々です。
訪問看護で死期と向き合うターミナルをしていた時期、突発的なことで搬送されてくる救急外来をしている現在、向き合う形は違えども傍らには大切な人がいて、見送った後そこに存在し生きていかなければならない残された人たちがいます。

そして身近にも、幼い子を残して旅立ってしまった妻を見送った人がいて、何もできないやるせなさを感じることも多くあります。

そんな彼らに寄り添いどこかで共感できる歌であればいいなとの想いで言葉を紡ぎました。
エールソングでも励ましでもなく、残された人目線での喪失感を描いています。
配信するにあたり、МVも私の希望と我儘で、極々シンプルに仕上げていただきました。動くのは、文字と微かに瞬く星だけです。
そう、微かに。

歌詞の中で一等星ではなく二等星にしているのは、市井の人たちにスポットを当てたかったから。
持っているものが誰からもみられる特級的な煌めきじゃなくて、そばにいるから気付ける微かでも優しい光。それがひとりひとりには一番愛しくて、だからこそ、人は繋がり共に歩こうとするのではないかと思うのです。

その優しい光をもしも失うことがあったなら思い切り惑い哀しんでいい。そしていつか、遠い空の優しい光を胸にどうか一歩踏み出せますように。

理由あってここに共有させていただきます。

~空の向こうにいる大切な人を想うあなたへ~
【会いたくてonce again】


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