遂にLightningから卒業するのか? 迫るiPhone15シリーズの発表
2008年に国内初のiPhoneとなるiPhone3Gが発売されてから最早15年、今や日本人の約2人に1人がiPhoneを使っている時代となりました。
私の家族もiPhoneを使っていますが(ちなみに私はAndroidのスマホを使っています)、いよいよ最新型となるiPhone15シリーズがお目見えするみたいです。
iPhoneを展開しているAppleは毎年9月にiPhoneやiPadなどの新機種を発表していますが、間もなくお目見えするiPhone15シリーズの注目点はやっぱり充電や通信を行うのに必要なケーブルを繋ぐ端子の規格が長らく使われて来たApple独自規格のLightningからAndroidのスマホなどで広く使われているUSB Type-Cへ変更されるのかどうかでしょう。
これは現在EU(欧州連合)が進めているスマホなどのモバイル機器で使われている端子の規格統一(USB Type-Cヘの一本化)へ対応するのが主な理由だと言われており、Appleの製品でも既にiPadやMacbookなどではUSB Type-Cに対応した端子を搭載しているほか、最近発売されたiPhoneにも片側はLightningに対してもう片方はUSB Type-Cとなっているケーブルが付属しています。
その流れで間もなく発表されるiPhone15シリーズもLightningからUSB Type-Cへ全面移行すると言われていますが、仮にUSB Type-Cが採用されたとしても独自機能の採用により純正品及びAppleから認証された互換品しか使えないという可能性も有るみたいです。
なので依然として現在市販されているUSB Type-CのケーブルがそのままiPhone15シリーズでも使えるのかどうかはまだ分かりませんが、USB Type-Cの転送速度はLightningよりも遥かに速いので、動画などの大容量ファイルの転送が行いやすくなりますし、さらにはUSB Type-Cに対応したAndroidスマホから同じくUSB Type-Cに対応したiPhone15シリーズへ乗り換えた時もLightningのケーブルを新たに買い直す必要が無くなります。
なおiPhone15シリーズからUSB Type-Cへ移行した場合でも当面は従来のLightningに対応したiPhoneが引き続き流通したり使われたりするはずなので、すぐにLightningケーブルが市場や店頭から姿を消すという事は無いと思いますが、どうしても心配な方はサムネイルの画像に写っているUSB Type-C⇔Lightningの変換アダプタを購入して使えばUSB Type-CのケーブルをiPhoneで使う事ができますよ。
ただ純正品やAppleから認証された互換品以外のケーブルは充電速度や転送速度が低下する場合も有るので十分注意して下さいね🙂。
[追記]
日本時間の午前2時頃に行われたAppleのイベントでiPhone15シリーズが正式に発表されました。
大方の予想通り端子がLightningからUSB Type-Cへ変更され、大容量ファイルの転送も従来と比べて高速化されますが、その一方でiPhone14シリーズよりも値上げされ、最上位機種のPro MAXでは何と25万円に迫るモデルも有るみたいです。
従来のLightningケーブルをiPhone15シリーズへ繋ぐ事ができるアダプタも発売されますが、これも4780円とかなり高く、充電だけの用途で使う場合は100均などで売られている安物で済ました方が良いかもしれませんね。
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