親の介護を考えた時に手助けしてくれた本たち
私が両親の介護を考える上で、いろんな示唆をくれた本たち。
特に「夫が倒れた!献身プレイが始まった」と「在宅無限大」は、「どうしよう」から「こうしていこう」と、一歩自分なりの介護を進めるきっかけをくれた本となった。
それぞれの本のレビューも、少しずつ書いていこうと思う。
こうしていこう。と決めた方向にとりあえず進んでいる両親の介護は、一進一退。
昨日、「明日は朝早いけど、私は子どもたちの学校送り出しがあるから、自分で起きてね。」と父に話してうちに帰ったのだけど、そうしたら、朝ちゃんと起きていた。
母には「朝ごはん間に合わないかもしれないから、夜のうちに準備したのを朝あたためて出してね」と話してうちに帰ったのだけど、朝ごはん、電子レンジであっためるのを失敗したらしく、カラカラに乾いて中が焦げたご飯を私に見せて、ご飯が変だったから出せなかったのよ。」と。
父がだいぶしっかりしてきたのは、週4のデイケアで、お酒を飲まない時間が圧倒的に増えたことと、ビタミン剤の効果かもしれない。それは、体の変化に伴うものだけど、家にいる時にお酒が飲みたくなっちゃって自制が効かなくなる部分は良くなっているわけではないから、毎日うちでのんびり…まではまだいかない。
デイケアもいろんな人と話せるし、刺激になっていいとはたから見ると思うけど、うちでのんびりして、好きな時に外に出かける生活が、きっと1番いいんだろうと思う。
母も外を歩くことはできないけど、身の回りのことはできてる状態で、いろいろ普通と比べると逸脱してるとこもあるけど、長年専業主婦として暮らしてきた家でずっと過ごしていたいだろうと思う。けど、少しずつできていたことができなくなっていく。電子レンジでの温めも、もうやらない方がいいのか、今回だけの失敗で次からは大丈夫と思っていいのか、いろいろ見極めが難しくなっていくなと思う。
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