あしたに続く一日

今日は開店前に両親の訪問看護の先生が来る日。先週から父も診てもらうこととなり、血液検査の結果がでた。なんと！健康。すべて異常なし。父は83歳でかなり認知症が進み、しかもアルコール依存で1日500mlビール缶を5~6本飲まないと落ち着かない。なので、健康状態を心配していたのだけれど、肝臓も全く異常がないとのこと。両親ともに健康。考えてみれば、月2回ちゃんと健康チェックしてもらい、ケアマネージャーさんがついて、リハビリなどの予定も組んでもらい、適度な運動もしているわけで、ほとんど健康診断にも行かず、運動もせず、睡眠時間もまちまちな自営業者の私たちの方が、あぶない。逆に両親の方が、自分たちより長生きするんじゃないか…とも思えてきた。そんな微妙な顔をしていたのか、夫から、親が元気だと聞いたのに、うれしそうじゃないなんてヘンだな。と言われ、そうだよな…と思う。なんとなくしゅんとしながら、少し前に読んだ『へろへろ』を思い出して、楽しくなる。あの本は本当に面白かった。その前に『家族のためのユマニチュード: “その人らしさ"を取り戻す、優しい認知症ケア 』という本を読んで、そんな風に全然やさしくなれない自分にしゅんとして、その後に読んだ本だったからよけいに心に沁みたのだった。

そんなこんなで、いつもより1時間遅れで開店。今日は『家庭で出来る自然療法 東城百合子』と、しぜんシリーズの絵本、どちらも古本のお買い上げから。ガレージセールの古着、ベビーハンカチや布マスク、招き猫、絵本などいろいろなものが売れた一日だった。

夕方からはKPOP韓国語クラスの予定で、はりきってTWICEの新曲を準備したのだけれど、今日は残念ながらお休みに。今は月1クラスと週1クラスの２つだけなので、まだ余裕がある。少しでも韓国に興味を持ってくれる人が増えるといいなぁと思って始めたこのクラス、ずっと続けられるといいなと思っている。

今日お店を開けたことも、クラスの準備をしたことも、とってもささいなことではあるけれど、あしたに続く大事な一歩でもあると思いながら、今日の営業おしまいにします。