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キーワード選定7ステップ

こんにちは、りーまんです。

今日はキーワード選定の悩みを解決しましょう。

0、初めに

キーワード選定をするときに大切になるポイントはたくさんあります。
例えば、
・検索ボリューム数の確認
・自身のメディアに合っているのか。
・費用対効果はいいのか。
・そのキーワードで記事を書けば本当に稼げるのか。

など、いろいろな視点でキーワード選定をする必要があります。

この記事の前半では、検索ボリューム数の調べ方・定義について。
後半では、キーワード選定の手順7ステップについて解説します。

1、検索ボリューム数とは

検索ボリューム数とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索されるキーワード、そのキーワードが検索される回数・数のことを検索ボリュームといいます。

検索ボリューム数はブログやweb運営でアクセス数を増やす上で非常に重要な指標になります。毎月の検索ボリューム数が多いキーワードで上位をとると月間のPV数が数万や数十万となることもあります。

このように検索ボリューム数が多ければ多いほど、PV数は増えるし少なければ少ないほどPV数は増えにくいと言えます。

しかし、その一方で検索ボリューム数が多いところはライバルも多く、少ないところはライバルが少ない傾向にあります。

検索ボリューム数を調べるやり方

検索ボリューム数を調べる方法の3ステップです。

ステップ①関連キーワードを洗い出す
ステップ②複合キーワードを洗い出す
ステップ③洗い出したキーワードの検索ボリューム数を調査する

では順番にみていきましょう。

ステップ①
関連キーワードを洗い出す。

これは、ブログでSEO対策したいキーワードを洗い出すというイメージです。
例えば、ジャンルがこの記事のように「ブログ」であれば、ブログで稼ぐ人を一人でも増やしたいという風に思っているので、「ブログ」に関連するものを洗い出していきます。
例えば、「アフィリエイト」「Wordpress」「優良テーマ」などの周りにある関連するような単語を1語洗い出してみるのがオススメです。
このメインキーワードをもとに洗い出すのが複合キーワードといいます。

ステップ②
複合キーワードを洗い出す。

複合キーワードとは2語とか3語で構成されるキーワードのことをいいます。
例えば「ブログ コツ」とか「ブログ おすすめ」とか「ブログ 収入」とかです。
短い言葉で構成されるキーワードの方がライバルが少ないし、検索ニーズが明確なので記事が書きやすい特徴があります。

ブログの初心者のうちは「ブログ」や「アフィリエイト」など大きなキーワードを狙って記事を書くのではなく、2語、3語で構成されるようなキーワードを狙って記事をかいてみましょう。

複合キーワードの洗い出し方

ラッコキーワード」というツールを使って洗い出しましょう。

ラッコキーワードを開き、トップページの検索窓に洗い出したい1単語を入力すれば終わりです。

次にでてきたキーワードをダウンロードします。

やり方は画面の右上にダウンロードボタンや、CSVに落とすボタンがあるので、そこでコピーして使えば使いやすいと思います。

ステップ③
検索ボリューム数を調査する

方法は簡単です。

キーワードプランナー』というツールを使用します。

このツールを使用すると各キーワードの検索ボリューム数が洗い出せます。

ただし、一つ注意点があります。
キーワードプランナーは少額でもいいので広告を回さないと、細かい広告数がでてこないという特徴があります。
なので、少額でもいいので、まずは広告を出してみて下さい。

ここまでが検索ボリューム数についての洗い出し方になります。

では、次に進みます。
検索数は分かったんだけど、実は
「このメディアのミッションに合っているのかな」
「本当にそのキーワードは稼げるのかな」
「そのキーワードを狙って記事を書いたときに読んでくれる人はいるのか」
など、いろんな観点でキーワードを選ぶ必要があります。

2、キーワード選定の極意 7ステップ

まず、キーワード選定ってそもそもなに?と思う人もいるかもしれませんので、答えを言います。

キーワード選定とは、SEO対策を行う際に選ぶ検索キーワードのことです。

当然、検索キーワードは無数にあるわけなんですが、キーワード選定を具体的に進めていく際に一番大切なことはブログのミッションを明確化することです。

では、順番に解説します。

ステップ1
メディアの方向性を決める。


理由は方向性やミッションが明確になっていないと、どういうジャンルで記事を書くのか、どういうキーワードで記事を書けばいいのか、どんな商品をどんなユーザーに何を届けたらいいのか、こういったことが明確にならないからです。

方向性を決める際のポイントは質問です。

質問1:
自分はどんな情報を届けたいですか?
質問2:
その人はどんなことで悩んでいますか?
質問3:
悩みを解決するための一般的に手に入りにくい情報は何ですか?
質問4:
仮に悩みが解決できているのであれば、ほかに悩んでいる点・課題や解決すべき点があるか?
質問5:
そのユーザーに対して自分はどんな価値を提供できますか?

この5つの質問に回答を用意しておけばメディアの方向性が明確になっている状態です。

質問1~5を簡単に言うと
・ターゲットを明確に
・ターゲットの悩みを明確に
・提供すべき情報を明確に
・悩み以外の課題を探す
・自分の強みを明確に

5つの問いに対しての答えを明確にしブログのミッションの方向性が定まれば悩みも少なく進めるはずです。

ステップ2
ミッション・方向性にかかわるキーワードの選定

さきほど定めたミッション・方向性に合うキーワードを残し、それ以外は消すという作業をしましょう。

おすすめはエクセルやスプレッドシートにキーワードと検索ボリューム数を横並びにし、方向性に合う合わないを一つ一つ確認しましょう。

例えば「ブログでゼロイチを達成したい人に向けての発信」という方向性だった場合「ブログ ジャニーズ」とか「ブログ スポーツ」などブログのキーワードはたしかに多くでてくるのですが、全然自分の方向性には関係ないものも山ほどあります。

ほかにも金融系のブログを運営するのであれば
「株 やり方」というキーワードがある一方で「株 野菜」みたいなキーワードもあるのです。

大切なことは、1個1個のキーワードに対してブログに関係するしないを見ていく作業が必要です。

非常に大変で心の折れる作業ですが、避けては通れない作業の一つです。

ステップ3
不要なキーワードを削除する。

削除の基準(例)
1、検索ボリューム数が100未満のキーワードを削除する。
100未満のキーワードは基本的には費用対効果が悪く収益につながりにくいです。半面、上位を獲得できる可能性もありますが、オススメはしません。

2、重複しているキーワードを削除する。
例えば「ブログ 始め方」「ブログ 開設」「ブログ 作成」など単語は違うが意味が重複している場合が山ほどあります。
キーワードが違うからといって、ブログの始め方記事を作成したり、ブログの開設方法の記事書いたりするのは、ほとんど意味がなく低品質・低評価となりえます。
そういう場合は、検索ボリューム数の多一つに絞るようにしましょう。

3、不要なキーワードを削除する。
先ほども少し書きましたが、方向性に合わないキーワードは削除するのと同じです。

ステップ4
ロングテールキーワードから取り組む

ロングテールキーワードを正しく攻略することによって多くの検索流入と高確率のコンバージョン率を獲得することを目指すSEO戦略となります。

ロングテールキーワードとは検索ボリューム数が少ないキーワードという認識でOKです。
人によっても定義は異なりますが、検索ボリューム数が大体100~500程度のキーワードになります。
ミドルキーワードは500~3000程度です。
ビッグキーワードは3000~のキーワードに対して使います。

絶対的なルールではありませんが、参考にして下さい。

では、
なぜロングテールキーワードを狙った方がいいのか
なぜロングテールSEOを攻略した方がいいのか

理由は、
・検索流入数が多いから。
・コンバージョン率が高いから。
→要は成約率が高く稼ぎやすいということです。

では、検索流入数が多いとは何でしょうか。
ビッグキーワードとミドルキーワードからブログへ流入する数より、ロングテールキーワードから流入する数が多いということです。

とくにPV数が少ない内は、その傾向になることが多いです。

理由は簡単です。
①ライバル数が他のキーワードに比べすくないからです。

ロングテールキーワードは検索ボリューム数が少ないと、検索ボリューム数が少ないのでそこを狙うライバルも少なくなります。
なので検索上位をとれる確率、可能性がでてきます。
結果、検索上位を獲得した際にPV数が入ってくるのです。

これは、初心者ブロガーや初期に取り組むと成功しやすいと言われています。

②もう一つの理由は、コンバージョンレートが高いという点です。
どのぐらい高いかというと、他のキーワードよりもロングテイルキーワードからの申し込み率の方が2倍から3倍ぐらい高いです。
これは多くのブロガーさんが実践していることです。

アクセスが増えやすく、コンバージョンレートも高く稼ぎやすいということになります。

なんとなく最初は、膨大なキーワードを洗い出して、そこから3つの軸に絞り込んで、さらにロングテイルキーワードで記事を書いていけばいいということになります。

ステップ5
キーワードを選定しよう

ここまでの4つのステップで洗い出したキーワードを「集客用」か「収益用」か選別していく。ただそれだけです。
「収益用」のキーワードとは、商品やサービスをメインに紹介しているキーワードのことです。
「集客用」のキーワードとは、人を集めることを目的としたキーワードです。もしくは、収益用の記事に誘導することを目的としたキーワードです。

まず大切なのは「集客用」の記事を書くことです。

もし、このキーワード選定が難しいのであれば、収益記事がどれなのかを見分けるのが最初にやることです。

例えば収益用のキーワードを見分けるポイントは
〇〇おすすめ
〇〇ランキング
○○無料
○○比較
○○購入
(他にも、遊び方・稼ぐ・稼げる・儲かる・初心者・未経験・始め方・やり方・買い方・手段)
など。他にもたくさん収益用のキーワードはあると思いますが、上記に書いたものがメインなものになるので、覚えておいてください。

読者が実際に記事に足を運んだ際に、購入することに到りやすいのかを考えることが大切になります。

これを考えることで、収益用と集客用の大きな二つの選別ができるようになってきます。

ステップ6
キーワードを1つ選んで記事をかこう

ここまで来たらあとは書くだけです。
ポイントは1つのキーワードに対して1記事を書くということです。

なぜなら、複数のキーワードを狙って記事を書くと何を伝えたいのか曖昧で、フワッとした記事になってしまいます。

つまり、低品質な記事になり、Googleから評価されず、ユーザーからも評価されない記事になってしまいます。結果、研削上位になれず稼げません。

1つのキーワードに対して渾身の1記事作成を運営の軸としましょう。

ステップ7
そのキーワードで勝てるのかチェック

そのキーワードの上位にどういったサイトが名を連ねるのかを見てみよう。
特に、ドメインパワーが強いサイトが検索上位に来ている場合、どれだけ素晴らしい記事を個人ブロガーが作成しても上位に入ることはありません。

例えば筋トレ系のキーワードで記事を書く場合に、上位にライザップやゴールドジムの書いた記事があれば、おそらく上位を取ることは難しいです。

他にも、「転職 おすすめ」がいい例です。
上位のキーワードや記事を見ると、だいたい、マイナビやデューダといった会社が書いた記事が上位に連なります。

このような場合、どれだけ転職に知見があって、どれだけ転職ノウハウがあって素晴らしい記事を書いたとしても上位は取れないのです。

逆に、そういったキーワードを避ければ可能性はあるということです。

具体的な方法は2ステップです。

ステップ1は、実際にググる。
ステップ2は、ググった時に上位に出るサイトのドメインパワーを調べます。

有料にはなりますが、ツールを使えば、ドメインパワーを調べられるので、もし普段から慣れている方がいれば試してみて下さい。

有料ツールを使わない場合のドメインパワーの見分け方は
3つの基準を参考にして下さい。

①有名な企業が運営していないか。(ライザップ、マイナビなど)
②有名なブロガーが運営しているサイトではないか。
③見栄えと記事の量
見栄えが綺麗だと、初心者でないことは間違いありません。また記事量が多いと当然ドメインパワーも高い可能性と傾向があります。
可能であれば、記事の質も見れば見分けやすいと思います。

3、まとめ

まず最初に検索ボリューム数をちゃんと洗い出すことが重要です。
洗い出し方は3ステップ
①関連キーワードを洗い出す。
②複合キーワードを洗い出す。
③検索ボリューム数を調査する。

そして、キーワードの洗い出しを行った後にするのが、キーワード選定です。
キーワード選定は合計7ステップ
ステップ1:メディアの方向性を決める。
ステップ2:ミッション・方向性にかかわるキーワードの選定
ステップ3:不要なキーワードを削除する。
ステップ4:ロングテールキーワードから取り組む
ステップ5:キーワードを選定しよう
ステップ6:キーワードを1つ選んで記事をかこう
ステップ7:そのキーワードで勝てるのかチェック

検索ボリューム数の調べ方であったり、キーワード選定のやり方は、
『良質な記事を書くための前段階』です。

PV数や売り上げを伸ばしたいのであれば、絶対に良質な記事を書くことは避けられません。

次は、良質な記事の書き方。ライティングについて一緒にまなびましょう。










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