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期限付きの滞在と457ビザ変更について

457ビザ廃止事件が起きたのはつい先週の事だ。457ビザは簡単にいうと「ビジネスビザ」で、2年から4年の「働く権利」をもらえる。駐在員で働いている人や、卒業してこっちで就職したい学生が会社にスポンサーしてもらう、という形で出してもらう物である。

私も多くの留学生の友人も、現在のビザが終わったらこのビザを狙っていたので、予定が狂いまくりだし、ビザエージェントで働いている知り合いは、先週いっぱい職場が戦場のようだったと言っていた(今週も引き続き、そうなのでしょう)。

企業からの抗議などで何か変わる可能性はあるけれど、私も次の一手を考えておかなければならない。

数年、いや2~3年のスパンで移民法をころころ変えるオーストラリア政府には、もう腹が立つのを通り越して諦めの感情しか湧かなくて、台風に屋根を吹き飛ばされた、という感じの「悲しいけどどうしようもないこと」という感じです。

移民法が変わる度に、ああこの国に暮らせているのはキセキだった、やっぱりどこまでいっても私の滞在は期限付きなんだ、ということを思い知らされて、どうしても将来について考えなければ行けない機会を、半ば強制的に与えられるのがオーストラリアの良いところであり嫌いなところです。

1年後、2年後、どこで、誰と、どう暮らしていたいのか。

日本に暮らしていたら考えなくてもよかったかもしれないこと、でもそれも踏まえてここに居るんだから仕方ない。というか、どこにいようが本当はかんがえておくべきことだよね。

大丈夫、ここにきてから6年目だし、何回もこういう決断はしてきた。きっとこれからも、何回もするのでしょう。大事なのは、決断を他人に任せない事。

1年後の私、ちゃんと決めて行くから、待っててね。


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