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人を伸ばす褒め方と、人の力を奪う褒めそやかし
こんにちは。
今日は半年ぶりにラーメンを食べた、たけりえです。
ラーメンの常識が覆されるお上品な味、しかもワインと一緒に楽しむ新しい形に感動しました。
行ったお店はこちら。行列が出来るのも納得!の味でした〜
さて、今日は一緒にランチをしていた経営者仲間から学んだ「褒める」についてのシェア
自分に置き換えて考えると、とっても納得なのに、自分が褒める側になるとついつい良かれと思って「すごーい!」とか「素敵ー!」とか「さすがー!」とか連発していたことにも気づき、ドキドキ!
ちなみに、この褒めるの「さしすせそ」は夜の接客業をやる時に基礎中の基礎みたいに学びますよね!言わば教科書。
けれど、答えは教科書ではなくって、常に現場にあるんです!(特にコミュニケーションにおいては!)
人を伸ばす褒め方とは?
身近な人で考えると、あげまん、あげちんと呼ばれるような彼氏彼女関係ってイメージしやすいと思います。
一番身近な存在だからこそ、相手の人生の変化にも大きな影響をもたらす存在の一人でもありますよね!
好きな人に、可愛いって思われたい、好きな人を喜ばせたい!そんな想いから女性だったら美容をがんばったり、料理の腕を磨いたりしてる人も中にはいるんじゃないかと思います。
女性なら例えばダイエットに成功したりメイクを変えたりして好きな彼氏が、可愛いね!って言ってくれたポイントって少なからず意識しますよね!?
もう一度褒められたいから、さらにその褒めポイントを伸ばす努力をしちゃいます!
男性なら、頑張ってきた仕事で成果が出た時、彼女にかっこいいね!って労われたら、これはもうさらに頑張りたくなっちゃいますよね!
そうなんです。
褒めポイントというのは、まさに、相手の「さらに頑張りたい!」ってところを引き出すところを褒めること。
具体的には、目の前の人が「努力して変化したポイント」を褒めるんです!
褒められることによって、努力の過程も見てくれていたような、そんな期待されている感覚も与えられるんですね。
人の力を奪う褒めそやかしとは?
それでは、逆に、人の伸びていく力を奪ってしまう褒め方とはどんな褒め方なんでしょう??
(褒める、という一見ポジティブな作業が人の力を奪ってしまうって、怖いですよね汗)
またまた彼氏彼女の例に置き換えると、
例えばかなりタイプな見た目の彼氏と付き合っていたとして、彼が持って生まれた素性のような見た目を褒め続けるとどうでしょう?
相手は確かに自分はカッコいいぞ〜という肯定感は生まれるのですが、そこには何の努力も無いとしたら最初は天狗になり、次に傲慢になり、最後は努力が無いため衰退をしてしまいますよね!
尊敬する、ワクセル主催の嶋村氏のエピソードとして以前話してくださったことで印象的だったのが、自分が立ち上げ期の時に1日20時間労働で夢に向かって真っしぐらだった時代に、仮に先輩に「お前は頑張り過ぎだから、無理しないで休んでね!」とかけられた声を素直に聴いていたら今は無いとおっしゃっていました。
無論、嶋村氏はそのような声をかけてくる人に対して腹さえも立っていたそうです。
もちろん、声をかけた先輩に全く悪気はないと思うし、むしろ労いの言葉だったんじゃないかとも思います。
当時の嶋村氏が慕っていた別の先輩経営者は彼の努力を「すごい!」の枠に入れるのではなく「それくらいやって当たり前」という態度を貫き通してくれたから今があるとおっしゃっていました!
このエピソードにもあるように、褒める側の人が「自分と比べて」とか、「相対的に見て」とかの基準で相手を褒めるのは不毛だということです。
最悪なのは、彼氏彼女の例にも書いたように、何もしてなくっても褒められること。
そしたらもう、褒められた側は図に乗りまくってしまいますよね。
褒め上手になって、あげまん、あげちんになろう(表現古いですが笑)
まとめ
この話を通じて、褒め上手な人の周りには伸びていく人や優秀な人が集まり、褒めるのが下手(もしくは全く褒めない)な人の周りには元気のない人や傲慢な人が集まって来そうだな〜と思いました。
確かに、わたしの周りの尊敬する経営者の方々は、相手の変化をとことん褒める褒め上手な人ばかり!
その方の周りの人を見れば、本人の人柄が写し鏡のように映されているようにも感じます。
わたしもさらに、「褒める」に磨きをかけて、コミュニケーション上手になっていきたいと思います!