AdvancedI Q3 オプション問題つまずづきっポイント
こんにちは。Riekoです。
前回に引き続き、DATASaber技術試練、Ord8 AdvancedIのつまづきポイントを書いていきたいと思います。
今回はQ3です。
AdvancedI Q3
このような問題でした。
今回、Q3本体の説明は割愛します。
その代わり、オプション問題で私がつまづいた点についてお話しますね。
1回のオーダーにおける金額
「1回のオーダーにおける金額」
このように書いてあって、ここまでの試練を乗り越えてきたならこの計算フィールドに辿り着いたのではないのでしょうか...?
{FIXED [オーダーID]:SUM([売上])}
そう、こうなりますよね!
オーダーごとの売上、って考えませんか?
しかしKTチャンネルではこのような計算フィールドと解説されています。
なぜFIXEDではいけないのか?
なぜ、FIXEDではいけないのか?
私は納得いきませんでした。
そしてDATASaberの方に教えていただいたところ、
このオプション問題は本文の問題の続きであり、その前提が端折られていたことに気づきます。
つまり、本当の設問文はこうです!
設問文に1行加えて考える
オプション問題に1行付け足してみました。
これなら納得できます。
顧客の購入回数別のディメンションを加えるということは、本文の問で作成したVizLODの「顧客ごとの購入回数(ビン)」に更に「オーダーID」を加えた詳細レベルで集計するということ。
INCLUDEは、VizLODに加えた詳細レベルで集計するLODでしたよね。
ということは、同じようなvizにするにはこのようにも書くことができます。
FIXEDを使う場合
{FIXED [オーダーID], [顧客ごとの購入回数(ビン)]:SUM([売上])}
オーダーIDと「顧客ごとの購入回数(ビン)」で集計した売上、ということです。
上記FIXEDのLOD、またはINCLUDEを使った上記画像のLODを使ってそれを「行」に入れ、メジャーを平均にするとこのようなvizになります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
なぜINCLUDEなのか、私は悩みに悩みました。
DATASaberの試練は別に国家資格でも公的資格でもなんでもないのでそこまで緻密に問題が作られていません。
その分問題から「何を問うているのか?」読み解く力が必要になると思います。
解答がわかっても、「なぜこうなるのか?」をよく考えることで、新たな発見があることに、私は今回気づかされました。
教えてくださったDATASaberの方にはとても感謝しています。本当にありがとうございました。
この記事がDATASaber挑戦中の方の助けになれば幸いです。
Rieko