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幼児教具【開発日記】(第7話)できました!

知育教具「ひもとおしW(ダブル)」開発に向けた熱い想いを、毎週皆様にルポルタージュでお届けしてまいりました「開発日記」ですが、早くも今回が最終回となります。

こんにちは。理英会出版商品開発チームのユキエ.Nです。ゆきえ.Kです。
ふたり合わせて「ダブルゆきえ」です。
この開発日記もとうとう最終回となりました。
そこで今回はスペシャルバージョン!? 二人体制で開発日記を盛り上げたいと思います。

ついに完成しました︕発売⽇も4⽉16⽇に決定です︕
キャンペーンの準備、WEBの販売ページ、ポスターやリーフレットの制作などなど…発売へむけての準備も着々と進み、今や4⽉16⽇の発売日を待つだけの身となりました。
というわけで…

お待たせいたしました!!
今回は、親子で学ぶ「ひもとおしW(ダブル)」の全貌を公開したいと思います。
これまで開発⽇記でお伝えしてきた『さまざまな想い』、その想いカタチになったのがこちら︕

開発日記7商品説明2

【商品説明の動画はコチラ】https://youtu.be/bmQpWEHlgJ0

いかがでしょうか?

形パーツや、花はじきなど、素材がたくさんあることで「ひもとおし」の世界を広げることができたと思います。
同梱されているもの以外でも、チェンリングやビーズ、ストローなど、紐を通せるものをいろいろ組み込んで⾃由な発想で繰り返し楽しんでいただけるのではないかと思います。
楽しく遊んでいたらいつの間にか⼿先の巧緻性が育っていた︕となってくれればうれしいです。
それこそが私たちが思い描いた理想です。
小学校受験の入試対策のために、ひもとおし教材を手に入れる方も多くいらっしゃると思いますが、「試験で出題されているから練習する」だけではなく、

・子どもたちの「やってみたい」という好奇心を呼びおこすこと
・「できた!」という達成感を味わってもらうこと

これらが非常に大切だと思っています。
ひもとおしW(ダブル)を開発してきて、私たち自身、この教具の奥深さに驚きました。
例えば…
表面から裏面に紐を通す作業の中、板を回したり、裏返したりします。必然的に「鏡図形」「線対称図形」「回転図形」と同じシチュエーションに出会うことになるのです。
図形を自らの手で作り出す作業だからこそ、リアルな感覚で図形に向き合うことになるのです。そのことが、幼児には少々むずかしいとされる「鏡図形」「線対称図形」「回転図形」などの理解にも繋がっていくとわかりました。

また、第6話で仮説思考力の話をしましたが、ひもとおしはまさにこの仮説思考力を全開にして臨む教具です。
「仮説」をたて、実行、検証、修正を行いながら、理想の結果に向かっていきます。これはプログラミングなどにも繋がる力です。

ちょっと地味でアナログな世界ではありますが、「ひもとおし」は、その見た目とは裏腹にものすごい底力を持った教具なんだなあと改めて確信しました。

思えば開発チームだけで始まったこのプロジェクト。何⼗枚(パーツも入れたら何百個)もの板やパーツの試作を、ひたすら糊を塗って、寝押し(︖)して…作っては試す、また作っては試すを繰り返す日々。家に帰っても頭の中はひもとおしの事でパンパンだった時期が長く続きました。

その後、社内外の様々な⼒が合わさって少しずつ商品としての形になったことを考えると、私たちダブルゆきえだけではなく、⾊々な⼈の「想い」と「⼒」で⽣まれたのが、この「ひもとおしW(ダブル)」なんだなと感じます。開発に関わっていただいた方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

商品の写真撮影のときのこと。モデルの⼥の⼦が「ひもとおしW(ダブル)」を真剣に、かつ、楽しそうに使っている姿を⾒たときは、「私たちの想いが⽣きてる︕」と感動しました。
「ひもとおしW(ダブル)」を通じて、あのような光景があちこちで⾒られることを願っています。

発売はいよいよ明⽇4⽉16⽇
理英会出版WEBサイトにて詳細を確認できますのでぜひぜひご覧ください。WEB限定の新発売キャンペーンも行います

また、書店店頭にも並びます。幼児学習参考書コーナーに置かれる予定です。(書店一覧は理英会出版WEBサイトに掲載)

ここまで、開発日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
親子で学ぶ「ひもとおしW(ダブル)」をどうぞよろしくお願いします。

さて、私たちはここでいったん一区切り。少しゆっくり過ごしたいなあと思っています。



おまけ

開発日記7-2

そして開発は続く…


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