ラッキー家族、爆速で家を買う~アンチ戸建が決めたワケ~/その8
初めての中古住宅内見は、なかなかスリリングなものでした。不動産屋の担当者さんや近所の方の人柄が良さそうだっただけに、ますます切なく、釈然としない、後味の悪さです。
今住んでいるアパートから、急いで出なければならないわけでもないのに、物件情報検索の手が止まらない私たち。
早く口直しがしたい。
見つけた物件Bは、築年数は物件Aとそう変わらないものの、1月末リフォーム完了予定、つまりその時点で作業中ということでした。
しかし、サイトには写真もなく、間取り図もかなり大雑把です。
部屋の数と広さが十分足りるということだけはわかりますが、どの部屋にどんな収納があるのか、どの位置に窓やドアがあるのか、よく分かりません。
価格が物件Aより2割近く安いのですが、Googleストリートビューで確認したところ、物件Aのような急勾配ではなさそう。
線路がとても近いけれど、その路線は日に10本も走らないので、乗り物好きのどんぐりが喜ぶだけで、ストレスにはならなそうです。
(なにせ今も、どんぐりの保育園の送迎時、わざわざ遠回りして踏切を渡っています。電車、線路、踏切、大好物です。)
今住んでいる場所から車で5分ほどのところにあり、転園の必要がないのも魅力。
懸念事項は、いわゆる旗竿地であるということ。
だから、安いのかな、とも思ったり。
他にも3軒ほど、気になる物件情報がありましたが、見てみたい度ランキング1位が、この物件Bでした。
物件Aを見に行った翌日は、どんぐりが突然の耳下腺炎で保育園を休み、翌々日は水曜日で不動産屋さんが休みだったので、20日の木曜日に内見アポを取りました。
リフォーム完了前でも見せていただくことができるとのことで、ワクワクしましたが、物件Aのことがあったので、期待値はあまり上げないで行こうと、夫とお互いに言い聞かせ合いました。
あくまで中古住宅です。
100%理想通りのものを探していてはキリがないだろうけれど、暮らしながら工夫次第で、クリアできることなのか、どうにも譲れない問題なのかの見極めが大事だなと、思いました。
まだ一軒見ただけです。
中古住宅内見の経験値が、まだまだ足りない気がしました。
色々と見るうちに、自分たちが、家に何を求めているのか、輪郭をくっきりしてくるだろうと、そんなことも夫と話しました。
物件B内見編は、また次回。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。