ラッキー家族、爆速で家を買う~アンチ戸建が決めたワケ~/その9
1月20日の午後、物件Bの内見に行きました。
もさもさと重たい雪が降っていました。
旗竿地の、竿の部分、公道から駐車スペースへ入って行くまでの通路がかなり狭く、3ナンバーでもない我が家の普通車が、幅ギリギリでした。
まめに雪かきをしないと、出入りできなくなってしまいそう…
物件Aに続き、またしても出鼻をくじかれそうな気持ちになりました。
ぐりおを抱っこして車から降りると、不動産屋の担当者の方が真っ先に「可愛いですねぇ、何ヶ月ですか?」と。
感じの良い方です。
外壁、内装、水まわり、綺麗にリフォームされていました。
新しいフローリング、新しい畳、新しいにおい。
台所の奥に引き戸があり、あけると物置に繋がっていました。
かなりの容量があり、タイヤ、灯油缶、米や水や洗剤などのストック、非常時のための備蓄など、たくさんの物を置いておけそうです。
台所からすぐ取りに行けるのも便利。
洗濯機を置く場所のすぐ上に窓があり、明るいのは良いのですが、洗濯物や洗剤の置き場所に困りそうに思いました。
脱衣所、お風呂も狭め。
元々の造りがこうだったのでしょう、リフォームしたところで大枠は変えられないですよね。
元々の造り、と言えば、階段の一段一段が高くて急なので、子供が小さいうちはベビーゲート必須だな、と思いました。
手摺りもないので、付けたいところです。
二階にあがると窓から線路がばっちり見えました。
これは、どんぐり、大歓喜だろうなぁ。
旗竿地で、正面に家があるので、日当たりを懸念していましたが、雪の日にも関わらず、案外明るくポカポカしていて、そこは心配なさそうでした。
階段下にも収納があり、掃除用具などを入れておくのに便利そう。
脳内「もしここに住めたら」ごっこ、捗ってきました。
コンセントや電話線の位置を確認しながら、今使っている家具家電の配置をイメージしてみました。
再度一階に降りてくると、不動産屋さんが初期費用の目安となる資料をくれました。
なんと親切!
支払いのイメージが掴みやすく大変助かりました。
お金関係のことを話しながら、夫が和室の畳をウロウロ、踏み踏み。
うむむ、ところにより、少しミシミシ、沈む感じが…
リフォームにも色々あるのでしょうけど、大枠が築30年近いので、こういうものなのかなと思い、その場では口に出しませんでした。
物件Bは、この翌々日の土曜日に、二組の方が内見する予定とのことでした。
金曜日までに購入意思の有無を電話連絡することとして、解散。
内見前の期待値が100だとしたら、120くらいの印象でした。
思ったより日当たりも良く、内装も外装も綺麗でしたし、収納や動線も満足です。
難点は、出入り通路の狭さと、洗濯、脱衣所、浴室の狭さ。
ですが、「許容範囲じゃない?この価格だし…それらを差し引いても、良いところの方が多かったよね」と、帰り道、なかなか盛り上がった車内の会話でした。
物件Aを見た後の気分とは打って変わって、「今日はいいもん見たな!」という感じがしました。
が。
私たちの中古物件探しのゴールはここではありませんでした。
物件Cについて、また次回書きたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。