これはシンエヴァンゲリオンの感想文ではない
私がエヴァと出会ったのは、というか厳密には出会ってはいないのだが、高校1年の時。教室の一番後ろで私の一つ前の席の彼は、明らかに元気がなくなっていった。私には当時明るくて人気者の彼氏がいて、それなりに楽しく過ごしていたし、席が近いだけの彼とは色めいたやりとりは特になく、主に数学の話なんかをするだけで、ただ席が近いので親しくしていただけだった。
彼とは、そんなに頻繁に話すわけではなかったが、私と話すとき楽しそうにしていたし笑顔が多い印象だったのに、なんとなく殻に閉じこもるように