谷家旅行②2004~2005年

1 2004年夏 金沢から宇奈月温泉
7月上旬に長男が産まれ、生後1ヶ月の旅行。義理の両親と義妹と計6人の三世代旅行だった。兼六園観光して、宇奈月の桃源に1泊。義理の両親は三重から我々は茨城から車で行ったはずだが、記憶は曖昧。覚えているのは夕食の白海老が美味しかったこと、食事担当の仲居さんが息子が余りにも小さいので(生後5週)驚かれたこと、翌朝親たちはトロッコ列車に乗ってから帰ると言っていたこと(生憎の雨だったが)くらい。
記憶が曖昧なのは、子供が小さすぎただけではなく、旅のあとすぐ生後6週で復職し、遠距離子連れ通勤が始まったせいかと思う。

2 2005年新春~冬の松之山温泉
正月は三重に帰省して伊勢神宮参り。あの頃は福島↔️セントレアのANAがあり、よく利用していた。乳児連れは、セントレアから三重まではリムジンバスより船。便利で快適だった。残念ながら、船もANA福島便も利用者僅かにて数年後には廃止となってしまった。

1月末に松之山温泉へ。ちょうど数ヶ月前に新潟中越地震があったばかりで、宿泊客は我々と地元のスキーヤーの2組だけ。二度目の松之山温泉(前回は日帰り温泉センター)だったが、1月の中越の豪雪は想像以上。「震災あとの応援に」と張り切って行ったのに、車が雪で動かなくなったりしたら、逆に迷惑になると思いドキドキした。お湯も料理も最高だったはずなのに、確か野本旅館だったと思うけど、結局、雪道ドライブの恐怖ばかりを思い出してしまう。

3 春~初夏 インディと塩原温泉とお台場
4月ツインリンクもてぎのインディに。前年はレース後帰るのが面倒になり、あちこち電話しなんとか塩原福渡温泉の松楓楼松屋に宿泊していた。GW始めで結構な値段だったが急な宿泊に対応してもらい有り難かった。「不動の湯」?「岩の湯」?(無料の混浴、何回か入ったことあり)の川を隔ててお向かいの宿だった。今回調べたら、共同浴場は災害のせいか、SNSのせいか、2015年廃止らしい。
2005年は乳児連れの当日予約はさすがにまずいと、塩原新湯の下藤屋を予約。GW料金のためか食事も豪華で旅館も洒落ていて、我々には贅沢すぎたのか、少しばかり落ち着かなかった。情けない。

7月、息子の誕生日にお台場の日航ホテル(現ヒルトン)に1泊。多分独身時代のJALマイル消化。早朝「大江戸温泉物語」の朝風呂へ。朝風呂は値段も安く混雑もなく快適で何度か利用している。唯一の気がかりが、徹夜なのか二日酔いなのか、湯上がり処のベンチで爆睡している人達。毎回「具合が悪いのかしら」と心配してしまう。
「大江戸温泉物語」いずれ閉館とのことで、あの爆睡の人達もう見れないのかな、と少し感傷的になる。

4 2005年夏 酸ヶ湯温泉から遠野
お正月三重に帰省したから、盆は逆に義理の両親が訪ねて来ることとなり、東北の旅。
花巻空港で義両親をピックアップして盛岡へ。名物わんこそばの昼食の後、酸ヶ湯温泉にチェックインした。
日頃、仕事関係の接待?バス旅行ばかりの義両親には、酸ヶ湯の簡素な部屋はカルチャーショックだったようで心苦しかった。本来なら、部屋は簡素でもお湯は最高!となるところ、盆期間で風呂大混雑で残念。
翌日、奥入瀬~十和田湖観光し、後生掛温泉日帰り入浴。酸ヶ湯同様いいお湯で、どちらも改めて再訪したい温泉。
小岩井農場でジンギスカン昼食、宿は鶯宿温泉の長栄館(こちらは近代的)。その日は安比でフェス?があるのに地震で高速が通行止めだった覚えがある。自信はないが。
3日目は遠野へ。カッパ淵~ひっつみの昼食。ビール好きはカッパよりもホップ畑(ものすごく背が高い)に感動。午後、花巻空港で義理親と別れて帰宅。
北東北を満喫した旅。茨城から日帰りの温泉は、北は花巻、夏油あたりが限界だったと思うと、改めて義理両親に感謝。

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