谷家旅行④2006年春グアム~第二子
はじめに
入籍前に適応障害?となり、職場の配置換えの後も夫は会社を休みがちだった。産業医の診断書が出ては長期休養を繰り返した。私はというと、乳児連れ片道2時間弱通勤~仕事のミスもあり、今思い返すと当時なかなか大変だった。だから第二子妊娠が判明した時は、嬉しさだけではなく正直ほっとしたと思う。
しかし医師不足の東北~北関東、大学人事で働いていたこともあり、二度目の産休は大変心苦しく、いっそ私が退職すれば大学から医師の補充があるだろうと考え、6月の出産に備え2006年3月末で退職した。しかし結局は人員補充無く、同年8月から週3日元の職場で働くことになったのだけど。
1 2006年春グアム
せっかく退職したのだから海外に、ただし、妊娠7ヶ月のため近場にしておこうと、グアムへHISのパック旅行。生意気にユナイテッド(当時はコンチ?)のビジネスクラス、ホテルは託児所併設のウェスティンにした。
ところが…自家用車で成田に向かったのだけれど、1時間近く寝坊した上に、常磐道から下道に入ると小学生の朝の集団登校に巻き込まれた。4月上旬の交通安全週間、交差点に地域ボランティアや警察官、何度も停止を繰り返し成田第一ターミナルの駐車場に着いたのは離陸30分前くらい?人生後にも先にも最初で最後の旅遅刻。HISの係員さんに大変ご迷惑かけたし、ラウンジも免税店も何も楽しめずだった。
それでも到着後、プールでゆっくりして、翌日は託児所に子供を預けてゴルフ。今思い返すと、あまり人見知りしない息子が、珍しく朝メソメソしていた。託児所は英語だったから仕方ないよな、今更の罪悪感。
大遅刻からスタートの旅、最後に帰国便の機内で携帯電話を紛失して、踏んだり蹴ったり。オレンジ色のお気に入りのガラケーは結局見付からずだった。
2 2006年夏 帰省~草津温泉
盆の帰省は渋滞を覚悟して途中、御殿場の温泉宿で一泊してから三重に。行きは東名、帰りは中央道から長野道経由で草津温泉へ。
私は仕事柄、滅多に風邪をひかないのだけれど。三重の猛暑+名古屋港水族館の人混みのせいか、帰路、草津温泉一田屋さんに着いて、草津は涼しいなぁ、と思ったのも束の間まさかの発熱。困ったことに生後2ヶ月の娘まで発熱だった。
盆明けには復職予定もあり、何も観光せず、とっとと帰宅。
3 2006年秋 黒部トロッコ列車
結婚前から夫の同期Oさん(大阪出身)と、夫と3人でしょっちゅう日帰り温泉めぐりしていた。子供が生まれてからも引き続きOさんにお世話なっていたが、たまにはは泊まりがけで足を伸ばすことに。
JR東日本のオトクな切符、連休乗り放題で指定席も利用できた。ひたち→上越新幹線→はくたかと乗り継いで、黒部駅。富山地鉄で宇奈月温泉、黒部ホテルにチェックインした。娘と私はホテルでお留守番、息子達3人はトロッコ列車に乗り黒薙温泉の日帰り入浴へ。(実は黒薙温泉に宿泊予約の電話をした際、駅から宿まで乳児連れには難しいと言われ、宿泊は断念)
10月末で紅葉は終わっており閑散期かと思っていたのに、トロッコの駅は大混雑、前もって翌日の切符を確保した。
翌日も天気良好。5人でトロッコ列車で終点の欅平まで。そこから30分弱歩いて名剣温泉日帰り入浴。生後4ヶ月の娘は昔ながらのおんぶ紐でのハイキングだった。
地鉄~はくたか~上越新幹線~ひたちと乗り継いで帰宅。