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【編集後記】石清水八幡宮の権禰宜さんにインタビューしました

1月も終わりますが、あけましておめでとうございます🎍

お正月期間はお休みしていたホトカミ日記、今日から再開します!
ホトカミ運営メンバーの記事を通して、ホトカミの「今」や「開発の裏側」をお届け予定です。

今日は、神道青年全国協議会様のご協力のもと、現在ホトカミ編集部が総力をあげて取り組んでいる「日本全国10名の神主さんのインタビュー」について書こうと思います✍


神主さんインタビュー、第一弾公開しました

元日に、京都・石清水八幡宮の田中権禰宜のインタビューを公開しました。

京の都の裏鬼門に位置し、1000年近く京を守ってきた由緒正しい神社。
長い歴史のなかで書かれた膨大な数の古文書、文献が保管されています。

石清水八幡宮の文化財一覧を公式サイトから見られるのですが、国文学専攻出身の私からしたら宝の山です。タイトル見てるだけでときめきが止まりません😍

この古文書の管理などを担当されているのが、今回インタビューさせていただいた田中権禰宜。

ただ書物を保管しているだけではなく、膨大な数の文献を調査し、今は廃れてしまったいにしえのお祭りを、昔のやり方のまま復興させているのが田中権禰宜と石清水八幡宮のすごいところです。

(七夕祭の様子を伝える石清水八幡宮のInstagram。フォトジェニックな写真が多く、目が幸せになります)

コロナ禍で例年通り催行できないという状況を乗り越えた石清水祭や、
一般のご家庭ご出身の田中権禰宜が神主になられるまでの経緯など、
田中権禰宜の魅力を詰め込んだインタビュー記事になりました。
ぜひお読みいただけると嬉しいです✨

編集後記

ここからは私の編集後記のようなものになってしまいますが、
実際に田中権禰宜からお話をうかがっていて、ただただ頭の下がる思いでした。

月並みな表現ですが、古文書は昔のことがわかる唯一の資料です。
たとえ伝統が途絶えても、古文書を紐解くことで、昔を知ることも、現代に蘇らせることもできるのだとお話を聞いていて思いました。
まさに石清水八幡宮で七夕祭を復活させたように。

私も大学でちょこっと古文書を読んでいたのですが、ただ昔のことを知るだけで終わってしまっていたので、実際に古文書のなかの世界と現代をつなげている事例は新鮮でした。

こうして神社の方が伝統的な行事やお祭りを守ってくださるから、
たとえば私が軽い思い付きで「今年の七夕はガチっぽくやりたいな~」と思ったときには石清水八幡宮にお参りしたり、家で真似したりして、伝統的なやり方で七夕の行事を楽しめるのだろうと思います。

石清水八幡宮では今も社務日誌をつけていらっしゃるそうです。

2021年の記録も、1000年後には貴重な文献となり、
2021年にはじまったことも、1000年後には日本の伝統になっているかもしれません。

悠久の歴史のなかで伝統を守り受け継いでいく神社や、神社に奉仕する方々のすばらしさを改めて感じるインタビューでした。

おわりに

ホトカミでは今後、計10名の神主さんのインタビューを公開予定です。
すでにインタビューを終え、編集段階に入っている記事もいくつかありますが、本当に素晴らしい方々ばかりです。

今後のインタビューもぜひお読みいただけると嬉しいです。

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立崎理恵
記事をお読みいただきありがとうございます。