【編集後記】土津神社(福島県)の神主さんにインタビューしました
桜満開の東京からホトカミ日記をお届けします🌸
ホトカミ日記は、ホトカミ運営メンバーの記事を通して、ホトカミの「今」や「開発の裏側」をお届けするものです。
毎週月・木・土曜日に交代で更新しています✍
今日のホトカミ日記のテーマは、神道青年全国協議会様のご協力のもと、現在ホトカミ編集部が総力をあげて取り組んでいる「日本全国10名の神主さんのインタビュー」について。
3月中旬に公開したインタビュー記事のうち、私が執筆させていただいた土津神社の神主・宮澤さんの編集後記をお届けします✨
【編集後記】土津神社の宮澤禰宜インタビュー
私たちが土津神社におうかがいしたのは1月。
土津神社のある福島県の猪苗代は雪が積もっていました❄
土津神社の神主の宮澤さんは、この深さの雪をいつもおひとりで雪かきされているそう…
神主さんが神社を守り、きれいにしてくださるからこそ私たちが安全にお参りできるのだと改めて気づかされました。
境内や社殿のなかでお写真を撮らせていただいたあと、インタビューへ…
2時間にわたって土津神社や宮澤さんご自身のお話をたっぷりとうかがいました。
土津神社の宮澤さんの記事はこちらです。
宮澤さんの「神社から猪苗代を豊かにしていきたい」という熱い想いをうかがったあと、土津神社の魅力が詰め込まれた御朱印やお守りを見てみると、一つ一つの授与品がより魅力的に見えるものですね。
私も御神木で作られた御朱印帳を拝受して帰りました。
ご祭神の保科正之公が大切にされていた「敬義」の言葉が刻まれています。
(※敬義…慎みの心を持ち、自分に対しても他人に対しても義を大切にしていくという考え方)
長さの関係で記事には入れることができなかったのですが、土津神社の授与品の一つに「赤べこマスク」があります。
(※現在は頒布していらっしゃらないかもしれません)
猪苗代が位置する会津地方の伝統工芸品・赤べこがあしらわれたもので、地元の方と協力して作られているそうです。
赤べこはかつて子供たちを天然痘から守るためにつくられたもの。
赤べこの体に天然痘の特徴である斑点を描くことで、子供たちの病気の身代わりになるようにと願いが込められています。
コロナウイルスの感染拡大が続くなか、「少しでも不安を和らげることができたら」という想いで、神社でご祈祷したかわいらしいマスクの頒布をはじめられたそうです。
都会でマスク不足が問題となっていたころ、地元の方が「東京にいる家族に送りたい」とマスクを拝受されていったこともあるのだとか。
コロナ禍のなか、家族や友人の健康を祈る人々の想いをのせた「赤べこマスク」になっていたのですね。
宮澤さんのお話のなかでも特に印象に残っているのが
「神主は『社会や誰かの幸せを願う仕事』ですから、幸せな仕事をさせてもらってるなと思います。」
という言葉。
宮澤さんが土津神社で取り組まれているすべてのことが「猪苗代をはじめとした多くの方の幸せ」への願いからはじまっていると強く感じたインタビューでした。
ぜひインタビュー記事もお読みください。
おわりに
今回は土津神社の禰宜・宮澤さんのインタビューの編集後記をお届けしました。
ホトカミでは今後、計10名の神主さんのインタビューを公開予定です。
すでに5本のインタビューが公開され、残り5本も鋭意執筆中です。
他9名の方のインタビューもぜひお読みいただけると嬉しいです。