産後3ヶ月でフリーランスへ。幼児3人育てる我が家の『働き方改革』
こんにちは!
本日3月20日(金)春分の日、我が家3兄弟の末っ子にして長女の姫様が1歳になりました〜!
最強に可愛がられる末っ子長女の特権を活かし、豪快かつ自己主張強く、1年で完全に我が家の女王様と成長を遂げた彼女。
これからも身につけた長所をフル活用して社会の荒波を生き抜いてほしいものです。(一番年下という特権を活かして保育園の子ども社会を生き抜いていますが、4月からは”後輩の存在”という新たな壁にぶつかる予定です。)
ちょっと長いけど大事な基本情報
さて。鹿児島でもコロナの影響で子連れ出勤の取り組みが注目されてますね!
▲ 富士通鹿児島インフォネットさんの新聞社取材記事。社内の来客用スペースで仕事をする親、横で宿題に打ち込む子どもたち。
▲ 富士通鹿児島インフォネットさんと同じ記事内(新聞紙面)では、従来から子連れ出社を推進している薩摩川内市の環境ベンチャー エコミットさんの紹介も。やっぱ面白い会社は社会の先の先を読んで行動するなと改めて。
我が家はバリバリの共働き家庭。夫はもちろんフルタイム勤務で曜日関係ないシフト制の仕事。私は末っ子が生後3ヶ月になってすぐ保育園に預け、フリーランスとして地域づくりとライティングの仕事を始めました。
とてもとてもありがたいことに、チャレンジさせていただけるお仕事と仲間たちに恵まれて、いい感じに充実 兼 バタバタの日々を送っています。
末っ子の産前から今まで、どんな仕事・働き方・暮らし方・生き方が自分にとって幸せなんだろうかとだいぶ悩み抜いてきました。
2019年の夏〜秋にかけては上手くいかないことだらけで、本当に苦しくて、「タイミング間違った」と後悔したことも実は一度だけありました。
そんな洗礼というか大きな壁をぶち破りながら歩いてこれた現在。仕事・プライベートともに充実していると胸張って言えます。(家の中は散らかりっぱなしですが)
「どうせ実家が近かったりするんでしょー」と思った方、いいえ。
私の実家は家から車で1時間半。親も働いているため、会うのは月に1〜2回。(本当に夫婦でどっちも無理だ!という時だけ甘えてます!)
夫の実家は新幹線+在来線で片道3時間半かかる県外。「夫婦で出張や仕事の必須行事が被った!しかも私の実家も無理だった!」という時にスーパーマンのごとくお義母さんが新幹線で駆けつけてくれます。(たまに愛車の軽キャンピングカーで夫婦揃って駆けつけてくれるときも。近所と保育園がザワつきます)
つまり、どうしてもな時はもちろん両実家頼るんだけど、基本子どもの体調不良やケガなどは全部夫婦で話しながら自分たちで分担して対応してますってことです。
で、最近「夫婦ともにそんなに動いて、どうやって家庭まわってるんですか」と聞かれることが多くなってきました。
またコロナ対策からくる在宅勤務や子連れ出勤の波の中、「いや、子ども数人みながら仕事、全然できないんだけど!」と困る方も多いのでは…
参考になるかどうかわかりませんが、我が家が辿ったこの1年から学び取った工夫を共有してみようと思います。
我が家の工夫1:リアルタイムでスケジュールを共有する
我が家は夫婦間でタイムツリーというカレンダーアプリを使っています。
カレンダー上でカテゴリ分けができるので、『家族の予定』『自分だけのプライベート予定』『勤務予定』…といった感じでいくつかのカテゴリ別に予定を登録→カテゴリごとに色を変えられるので一覧で表示しても一目で何がどの予定なのかわかる、という感じです。
Googleカレンダーも時間差なく同期できるので、私は仕事の予定についてはGoogleカレンダーで仕事仲間に共有&タイムツリーと同期させて夫にも共有しています。
例えば、仕事の会議で急遽、夜の予定が入ったとします。「りえさん、予定大丈夫ですか?」と聞かれますよね。
1. カレンダーで夫の予定を確認する。
2. 空いていれば「大丈夫そうです。一応、夫に確認します(子ども任せて良いかどうか)」と答えて夫にメッセージ投げます。
3. 夫の予定が入っていれば「難しそうなんですけど、一回相談してみます」と持ち帰らせてもらい、夫婦間で話してどうするか決めます。
同じように夫からも随時、「●●日予定入れていいかな?」と私にメッセージ飛んでくる感じです。
リアルタイムでお互い予定を共有できてると、いろんな判断が早くなる。意外と悩んだりとか相手に聞いたりする時間って1日の中で結構な割合占めてるので、せめて夫婦間ではやり取りの時間を短縮できるように意識しています。
我が家の工夫2:家で子ども見ながら仕事する日は時間を分割&昼寝する
一番聞きたいのはここではないかと思います。
子どもってちょこっと熱出たり風邪引いたりして、「あぁ…今日は保育園いけない…」ってこと良くありますよね。3人いると2週に1度は確実に病院行ってます。(感染症ピークの時期は毎週誰かを連れて行く…)
あとはたまーにですが、保育園の登園日数の関係で「子ども元気で私は仕事したいんだけど今日は保育園行けない」って日があります。
そんな時はだいたい私が家で仕事するんですが、正直言って子ども複数人みながら仕事はできません。
1人なら多めに昼寝させるとか遊びに熱中させとくとかどうにかなるんですが、3人ムリ。あと3回言います、ムリ、無理、muri!!!
そう、どうやっても子ども複数人は無理なんですよ。昼寝させるにも3人同時に寝かせるだけで時間がかかる。かといって誰かが起きてたら音で他の子が起きてきます。
遊びに熱中させると家が壊れそうな騒ぎ具合。とても仕事どころじゃありません。
さあ、どうするか。
「今日は仕事したいけど子どもが家にいそうだ」となった時は、朝方・昼過ぎ・深夜の3回に分けて仕事しています。
朝方:4〜5時に起きて7時あたりまで集中。朝は作業効率がいいので、緊急度・優先度の高い仕事からやっていきます。ただ物音で子どもが起きてくる可能性もあるので若干の焦りあり。
朝ごはん〜子どもの相手しながら家事を済ます〜昼ごはん〜からの昼寝!(ここ重要!!)
昼寝する:子どもと一緒に寝ます。時間ケチらないで結構しっかり寝ます。よっぽど時間ない時は30分、でも平均1時間は寝てますね。ここで深夜まで持つように頭と身体を出来るだけ回復させることがとても重要なのです。
子どもより早めに昼寝から起きて仕事タイム:ただし、物音で誰かが起きてくる…または、そのハラハラであまり集中はできない …なので、ちょっとしたメッセージの打ち返しとか、単純作業系、細々しているタスクをここで済ます。
子どもが全員起きたら遊び・買い物などで外へ連れ出す〜夕方帰宅〜晩ごはん作る〜食べる〜お風呂入れる〜ここら辺で夫が帰宅するので寝かしつけはバトンタッチ!(ここ重要!!)
深夜:夫が帰宅して子どもを寝かしつけるのが21時半あたり。そこから私は外出して、24時間営業のファミレスやファストフード店で仕事の続き。日中に終わらなかったタスクと、考え込まないといけないような仕事はこの時間帯にやります。(子どもが日中家にいるときだけね)
普通なら疲れ果てている深夜にしか時間をとって思案する系の仕事ができないので、ここできちんと頭働かせるためにも、”子どもと一緒にがっつり昼寝する”のはとてつもなく大事なのです。
しかし、ここであまりに夜の睡眠時間削っちゃうと翌日が持たないので、必ず時間の上限は決めること。私の場合はどんなにかかっても深夜2時には切り上げるようにしています。
我が家の工夫3:子どもが熱出した!でも予定が!そんなときはできる限り夫婦どちらかが遠隔対応
「子どもが急に熱が出た!保育園から電話かかってきた!」
ありますあります、そんな時。もう必ず起こると見越して周りにも伝えておきましょう。事前に腹くくっておくことが必要です。神様はなんともしてくれません。
我が家の場合、基本はフリーランスで調整しやすい私が対応します。(工夫2↑のような感じで在宅ワーク)
私に会議などが入っているけどオンライン通話で参加可能な場合は自宅から遠隔参加します。
ちなみに、私も所属する”フリーランスが集まったまちづくり会社”テンラボは専業禁止。全員がテンラボ 以外の仕事を持っています。その関係でオンラインのやり取り・打ち合わせが日常化しています。通勤も必要なし。
問題は、私に来客予定など調整しにくい予定が入っている時。
相手先が信頼関係ができていて子育ての事情も理解してくださる場合は、事情を説明して遠隔参加もしくは子連れ打ち合わせ(熱とか感染症じゃない場合)させていただいています。
それも難しい場合は、夫がなんとか調整して仕事を自宅から遠隔対応するか、実家にダメ元で「急にごめん…」と電話かけるか。
このどれかでこれまでは対応できてきました…(綱渡りなこともあったけど)
まだそうなったことはないけど、もしも上記対応が難しい場合は仕事仲間が代打できるよう情報共有を こまめにしたりもしています。
こういう時の仕事仲間やクライアント先、そして何より家族との関係づくりは本当に大事で…私もしょっちゅう反省と感謝を繰り返しながら、より良い関係を作れるように意識しています。
まとめ
そんなこんなで、どこまで参考になるのかわかりませんが我が家の働き方の工夫について書いてみました。
これ全部、末っ子が生まれてからの1年で試行錯誤しながら形になっていると思うと、いやぁ〜この1年の我が家の変化は半端なかったと改めて思いますね…
次の変化は、きっと2021年4月の長男小学校入学のタイミングです。
保育園が週7無休のおかげで土日問わず働いている私が、日曜が基本NGになる…さあ、どうバージョンアップされるのでしょうか。
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