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苦手なことから逃げてはいけない理由

「好きなこと・得意なことを活かせる仕事にしたい!」
これが、今後の私の目標です。

とはいえ、今まで通り、色んなことにチャレンジする姿勢はまだやめるつもりはありません。
苦手なことにも取り組み続けると思います。

いやいやなんでやねんと突っ込まれそうなんですが、
これは私の価値観や考え方に基づいているような気がします。


1.やってみないとわからないから

一つ目の理由は、まずやってみないと苦手かどうかわからないからです。

苦手なこと、ほんとにたくさんあるのですが、
やっぱり極めつけのものは、やってみてダメだった経験からわかってきたことが多いです。

私の場合、まずスポーツ。

一度も好きになったことはないですが、学校の体育の授業には真剣に取り組んできました。
英語や数学などはやればやるだけ伸びる感覚がありましたが、体育だけは、一生懸命に話を聞いて真似しようとしているのにできないことが多かったです。
頑張っているのに「ふざけている」という評価を受けたこともあります。
みんなが自然にできることが、全くできないという経験が、ほんとにほんとに悔しかったのを覚えています。
ああ私運動に関してはほんとに苦手なんだな、と学生時代に思い知らされました。

あとは、ちょっと似てるけど、体力仕事。

もともと農業に興味があった時期があり、大学時代は農業のボランティアを2年近く続けました。
農作物の知識を実体験を通して学ぶことができて、いい思い出の一つなのですが、かなり大変だったのを覚えています。
まぶしい太陽に顔を向けながら樹木の枝を剪定するのも、クワを使ってひたすら畝をつくるのも、だいぶ苦戦しました。
特に夏場はよく熱中症で倒れてしまって、かえってメンバーに迷惑をかけてしまうことが多かったです。

農業系の仕事につきたいと思ってたこともありましたが、この経験を通して、これは辞めておいたほうがよさそうだ、と学ぶことができました。
これも、一度チャレンジしてみたからわかったことです。
何もやらずに「なんか大変そうだから」というよりも、経験ベースでの根拠があると、きっぱり選択をすることができたのでよかったです。


2.そもそも逃げられないから

いくら好きなこと・得意ことが活きる仕事ができたからといって、絶対に苦手なことは避けられないと思います。
会社員だったら特に、会社としてのルールがあるので、ある程度「やらされる」作業からは逃げられません。
個人で働くにしても、仕事の内容がすべて好きな作業・得意な作業で構成されているってことは、なかなかないんじゃないかなぁと思います。

私は、会社の業務の中で必要な、経理関連など各種申請のための書類作成が本当に苦手です。
そもそも細かいミスは昔からで、中身はわかってるのに計算ミス、スペルミスが多くて残念だ、という評価を受けたこともあります。
それでもやらないといけないので、やっています。

なくすのか、人に頼むのか、自分でやるのか。
何らかの方法で対応しないといけないことは免れないような気がします。


3.意外とできちゃうこともあるから

自分では苦手だと思っていても、実際やってみると褒められる、意外とできちゃった!というパターンもあると思います。
他にも、得意な方法で攻めたらそこそこ対応できるな、という経験もたびたびありました。

先ほどの書類の作成についても、ミスをしがちなポイントを控えておいて、次に繰り返さないようにすることや、提出前に何度もチェックすることで、人並みにはできているような気はします。

データを扱う定例作業もやっていて、これについてもうっかり誤ったデータを抜いてしまう、ということが頻発してたのですが
今はRPAツールを使って自動化して対応しています(これめっちゃSEっぽくないです?)
自動化でミスもなくなり、時短にもなったので一石二鳥体験でした。

人と話すこともそうです。
だいぶコミュ障の自覚があったのですが、とにかく人と話しまくることや会話のコツを勉強することで、今では人から外交的・社交的と評価されるまでになりました。
今では結構得意かも?と思えるほどになっていて、苦手→得意に変換できることもあるんだなぁとしみじみ思っております。
※真正の社交的な人には全くかなわないですが。


まとめ

私は、考材作家兼、楽天大学学長である仲山 進也さんの「働き方の4ステージ」という考え方がとても好きです。
仕事には加減乗除の4つのステージがあり、時間とともに加→減→乗→除と段階を踏んでいくことになる、というものです。
社会人としての経験はまだまだ浅いものの、何かに対して人と取り組むという経験を振り返ってみると、
おおよそこの、ステージの移り変わりがあったことは納得できています。
※とはいえ「徐」ってかなりのレベルですよね、ここのステージまで行けていた、という感覚は今まで体験していないかもしれません。


最初のステップは「加」
はじめは量稽古なので、なんでも色々やってみて経験を積むのが大事だということですね。
私はまだまだ経験が足りないという感覚があり、「加」ステージの過渡期にいると思います。

人生の先輩とお話してみると
「あるタイミングで、一通りの仕事がこなせるようになった実感があった」
「全体像が見えてきて、仕事への向き合い方に変化があった」
と聞くことが多いです。

私、全然まだそこまで行ってない・・・・・と
その都度焦ってしまいます。

でもまだ20代なので、セーフ!と信じて、ガンガン量をこなしてきたいと思います。
それに・・・偉そうに言っているわりには、辛いことから目を背けてしまうこともほんとに多いです(笑)
なのでこの投稿は、自戒もこめております。


みなさん、仕事頑張っていきましょう!


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