リモートワークの落とし穴
「在宅勤務できていいよね~羨ましい」
これ、めっちゃ言われます。
たしかに、暑い中会社に行かなくてもいいし、お昼休みにはしっかり横になってお昼寝できる。
いいところも多いけど、やってみてわかったリモートワークの苦労についてお話したいです。
健康に支障が出る
会社員にとって、出勤って大事な運動だったりします。
嫌だな~と思いつつも外に出て歩いて・・・
めんどくさいですが、実はいい運動になってたんだなと思います。
これは私の生活スタイルや性格もあると思うのですが、
リモートワークの日は、全く外に出ないです。
一日のうち少しも外に出ない日が続けば、
なんとなく体がだるくなってくる感覚があります。
実際、リモートワークが多い友人は、
ほとんどみんな太ってきたと言っています(私もですが)
身体を動かす以外にも、外に出て太陽の光を浴びるというのは、
生活リズムやメンタルを整えるのに重要です。
いやいやそんなことないでしょ~と思ってましたが、
実際に日の光を浴びない生活を続けて、実感しました。
自主的に外出するとか、
何かしらの形で運動をできる人がいればいいと思うのですが、
私みたいなインドア・文化系タイプには厳しい話なのです。
コロナ全盛期のときはリングフィットアドベンチャーで
何とか運動量を稼いでいた気がします。
またやろうかなぁ・・・
帰属意識が薄れる
リモートワークだと、職場のメンバーに会わなくなります。
煩わしいコミュニケーションから解放されて助かる!という人も
もちろんいると思うのですが、
私のようなチーム意識・チームプレイ大好き人間だと、
どうしても寂しさを感じることがありました。
当然チャットツールや、オンラインの会議などでメンバーと
コミュニケーションをとる機会はあるのですが、
やはりリアルでのコミュニケーションにはかなわないです。
人としゃべっているのか、パソコンとしゃべっているのか
わからなくなる感覚がありました。
いつでも人と関わっていたい!ずっと一緒にいたい!というような
社交的・外交的なタイプではないのですが、
それでもリモートワークが何か月も続くと、
なんとなく心細さを感じました。
特に私の場合、入社と同時にコロナ全盛期だったので、
いまだに顔もよくわからんメンバーとのやり取りが続き、
結局実際に会ったことがないまま
部署異動でさようならということもありました。
私のチームへの帰属意識は、
すでにチームにいた人よりもずっと低かったと思います。
チームとしては、どうなの?っていう話です。
コミュニケーションが難しい
オンライン特有のコミュニケーションが私にはどうも合わなかったです。
私は人の反応を見ながら話すのが好きです。
うなずきとか表情を見ながら、
「あ、伝わっているな!」とわかるようなコミュニケーションが好きです。
これは職場の方針にもよると思うのですが、
私の周りではオンラインでの会議が
カメラオフ・マイクオフが当たり前なので
誰の表情も見えない、誰の声も聞こえない状況で、
プレゼンとか説明とかすることになるわけです。
これがもう全然ダメで、緊張感も薄れてくるし、
途中から何を話しているのかわからなくなってくるんです。
※これはたぶん、私が聞き手の相槌とか質問とかを受けて、
何を説明しているのか、全体のどこを説明しているのか、
一緒に確認しながら喋る癖があるからだと思います。
中には、人の反応を気にせずしゃべるのが好きな人もいると思うので、
そういった人にとっては、やりやすい環境かもしれません、
人のリアクションが気になるタイプの人にとっては
かなり苦労するはずです。
また、雑談がめちゃくちゃやりにくいです。
対面だと、「そういえば~」と
仕事に関係ない話でも持ち出しやすいのですが、
リモートだとわざわざ雑談のためだけに通話をつなぐということは
かなりハードルが高いです。
※これを改善するために、
オンラインで雑談しやすくなるような仕組みを取り入れました。
これについてもどこかで書きます。
・・・そんなこんなで、結構リモートワークも大変なんです。
とはいえ、メリットも多いので、個人的には出社とリモートのハイブリットが最適だと感じています。