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広報の手段④マスコミ媒体という舞台

皆様、ごきげんよう♡
PRプロデューサーのRiEです。

4回にわたってご紹介してきた「広報の手段」=媒体
大きくわけて、
①紙媒体
②WEB媒体
③マスコミ媒体
とあるとお伝えしました。

この3つは完全に分かれて独立しているわけではなく、
それぞれの分野を行き来しているものもあります。

それぞれにご紹介したこちらの記事も合わせてご覧いただけたらうれしいです。


マスコミ媒体という舞台へようこそ

さて、今回は「マスコミ媒体」。
これまでの記事の中で、

紙媒体は、一つの物語の扉、静かな湖面
WEB媒体は、大海を航海する広報の冒険

と表現しました。

マスコミ媒体はというと、
「舞台」に例えることができるかと思います。

マスコミ媒体という名の舞台には、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といった、世間に広く知られる手段が並んでいます。

この舞台に立つことで、あなたの事業や活動は一夜にして無名から有名へと変わることができます。

テレビの画面に映し出される一瞬の映像が、
ラジオから流れる心地よいナレーションが、
新聞の一面に大きく掲載される見出しが、
あなたのメッセージを広く、そして深く人々の心に刻むことになります。

しかし、舞台にはスポットライトが当たる影には必ず暗い部分もあります。では、マスコミ媒体のメリット(光)とデメリット(影)について考えてみましょう。

メリット:一撃で人々の心を掴む

マスコミ媒体の最大の魅力は、何と言ってもその拡散力です。

テレビ番組や新聞記事に取り上げられることで、数百万人という視聴者や読者にリーチすることが可能になります。

その影響力は、インターネット上の広告やSNSではなかなか達成できない規模です。また、マスコミ媒体を通じて情報が流れることで、信頼性が高まり、企業のブランドイメージを格上げする効果も期待できます。

まるで信頼できる友人からの推薦のように、マスコミでの露出は視聴者や読者に対して強い説得力を持つのです。

さらに、テレビのニュースやトーク番組、新聞の特集記事に取り上げられることで、瞬時に全国的な認知度を獲得することができるのも大きなメリットです。特に、話題性のあるストーリーや注目を集める要素を持つビジネスであれば、その効果は絶大です。

一つのマスコミ媒体で取り上げられると、それが実績となり他のマスコミ媒体でも取り上げられるという連鎖を生むこともできます。


デメリット:制御できない風向き

しかし、この舞台で演じることにはリスクも伴います。

まずはじめに、マスコミ媒体での露出は2種類あります。
一つは、お金を出して広告枠を購入すること。
こちらは「広報と広告の違い」について書いた記事にも書いていますが、広報としてのマスコミ露出ではありません。


今回考えたいのは、広告枠での露出ではなく、広報活動の一環として取り上げられる場合です。

この場合、必ずしも事前に内容をコントロールできるわけではありません。取材者の視点や編集方針により、思いがけない角度から報道される場合があることを忘れてはいけません。

さらに、ニュースや記事の寿命は短いことが多いです。
テレビ番組の一回の放送は一瞬で終わり、新聞記事も翌日には過去のものとなります。この一過性の性質が、長期的なプロモーションとしてはやや不安定な要素となることもあります。

しかし、マスコミ媒体に取り上げられたという「事実」はずっと残りますので、その実績をきちんと広く報せていくことが必要です。
つまりこれが「広報」ですね!


事業への取り入れ方:計画的なステップアップ

では、どのようにしてマスコミ媒体への露出を事業に取り入れるのが効果的でしょうか?

まず、重要なのは「ストーリー」です。

テレビも新聞も雑誌も、興味深い話題や人々の心を動かすストーリーを求めています。あなたのビジネスの中にあるユニークなエピソードや社会的な意義を強調し、プレスリリースやメディアキットを作成することをおすすめします。

ストーリーと一言で言っても、マスコミ媒体に合わせて数パターンを用意していくことを私はおすすめしています。
一つのストーリーにしても、視点が変わることで心に響くポイントを複数展開することができるからです。

次に、メディア関係者との良好な関係を築くことも大切です。
適切なタイミングで、適切なメディアに情報を提供することで、あなたのビジネスを効果的に露出させるチャンスを増やせます。

小さな成功を積み重ねることで、次第に大きなメディアへとアプローチできるようになるでしょう。
これは、いきなり全国紙や全国放送での露出を目指すのではなく、まずは地方紙や地方放送、業界紙などからの露出を繋げていくということです。

最後に、結果を評価し、学び続ける姿勢が重要です。何が効果的で、何がそうでなかったのかを常に分析し、改善点を見つけ出していきます。

マスコミ媒体という舞台での成功には、計画的なアプローチと戦略が必要です。あなたのビジネスが持つ独自のストーリーを磨いていきましょう。
そうすることで、マスコミ媒体という舞台の上でスポットライトを浴び輝くことができるようになります。

9月末か10月に、その「ストーリーつくり」を一緒に考える講座かセミナーを開催予定です。
意外と自分のことは自分では分からないもの。

第三者の目が入ることで、あなたの事業のキラッと光る宝石をさらに見つけることができますよ。
一緒に探していきましょう♡

また告知できる段階になりましたら、こちらでお知らせさせていただきますね。

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