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生きているうちに、会いたい人。
こんにちは、かとんぼです。
今日は、改めて心に誓ったことを、書こうと思います。
タラタラ長くなりそうなので、ヒマ潰しを探してる方だけ、おつきあいください・・!
ことの始まりは、数年前。
ちょっと目を引く年賀状が届いたのね。
「遊びに来てください。」と、縦書きで書かれた年賀状。
これだけなら、よくあるって思うじゃない?その年賀状はね、横書きでも書かれてたの。同じ一文が、同じ年賀状に。
「遊びに来てください。」って。タテとヨコ。2か所に。
差出人は、親戚のおばちゃんと息子さんご夫婦。
人づてに認知症が始まったって聞いてたから、おばちゃんが書いてくれたんだなって、すぐピンと来たんだ。
おばちゃんは、母のお兄さんのお嫁さん。子どもの頃、母と一緒に帰省する度に、身の回りのアレコレお世話になってた方。
義父母・夫の兄弟が何人もいる大家族の家事を、一手に引き受けていたおばちゃん。孫に優しいおばあちゃんも、姑としては厳しかった面もあったみたいだから、大変だったと思うんだ。それでも、いつも優しくて。あったかくて。
食材の買い出しに連れて行ってくれたときも、「ほら、行くよー!〇〇(私の名前)ーー!!」って笑顔で遠くから呼んでくれて。
我が子のように呼び捨てるのがまた、めちゃくちゃあったかくて。その記憶に、その後何度も救われたんだ、私。
母とぶつかったことも多くて、自分のことを好きになれなかった時も長くて。そんなときも、そのおばちゃんが呼んでくれた名前の響きを思い出す時だけは、ちょっとだけ自分のことも愛しく思えたんだ。すごいよね、響きが持つチカラって。
そんなおばちゃんが、記憶もまだらな中で書いてくれた言葉。
「遊びに来てください。」 「遊びに来てください。」
それを見たとき、会いに行きたいと思った私もいたよ。
おばちゃんの温かさに何度も救われました! って、直接ありがとうを伝えたいなって。
でも、遠さや30年もご無沙汰しちゃってたのを理由に、会いに行かなかったんだ。冷静に関係性を考えたら、失礼はしていないし、そんなもんだとも思う。
だけど、訃報を聞いたとき。ちょっと後悔した自分がいたんだよね。
一般的な礼儀とかそんなの気にせず、会いに行きたいうちに、直接ありがとう言いにいけばよかったなって。
後悔したから、おばちゃんも眠るおばあちゃん達のお墓に、お墓参りしに行こうと思ったの。結婚してから一度も行けてなかったから。ダンナの方だけは毎年行ってるのも、なんだかなーって。
それで、母に、お墓参りついでのご挨拶について相談の電話をしたんだ。昨日。
そしたら母は「気持ちの中だけでいいと思うよ。泊りがけでわざわざ行くのも大変だろうし」って。
おばちゃんに直接ありがとうを言いたかったことも、「そんなふうに今でも思ってるってことが、何より大切だと私は思うよ。」って。
母も、なかなか行けず、「そんな自分に言い聞かせてるところもあるけどね」とも言ってたけど。
そっか、そうだよね。。って思ったんだ。
月並み。本当に月並みだけどね。
でね。
これからも、心の中で手を合わせていけばいい。お墓参りは、何かの機会があるときでいい。そう思えたら、じゃぁその分、その後悔を無駄にしないようにしよう! って思ったんだ。
そしたらさ、同じ後悔は、もうしたくないじゃない?
だったら、まだ生きている会いたい人には、どんどん会いに行こう!って、改めて思ったんだ。
もうね、ホント、月並みだけど。
(ってシツコイね、月並み月並みって。w
たぶん、言ってみたいだけなんだきっと^^;w)
そんなわけで。
近々また、母と父に会いに行ってこようと思う。
秋のなかを一緒に散歩でもできたら、最高だなぁ^^
そんでもって、団子や焼き芋でも食べてさ。
そういや昔。
母が、庭の焚火で焼き芋を焼いてくれてね。美味しかったんだけど、焚火をよく見たら、枯れ葉じゃなくて、鼻をかんだティッシュ屑だったときは、引いたなー( ̄▽ ̄;w
今もやってんのかなー。w
互いが生きているうちに、会いたい人。
今、あなたが会いたい人は、誰ですか?^^
最後までおつきあいくださり、ありがとうございました!!^^
あなたもどうぞ、素敵な再会の秋を♪