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日本語を教えてみて

まだ授業あるけれど、日本語を教えてみての感想を。

一番に感じることは、日本語難しい。
絶対に英語の方が簡単。

まず、ややこしいのが助詞。
「が」と「は」の違い、「に」と「へ」の違い。
どっちでもいいじゃんって思うけれど、一応使い分けがあるわけだし、生徒が困惑している顔見るとフィーリングでなんて言えない💦

そして今、教えているのが動詞の活用。
私も小学生ぐらいの時に、四段活用、下二段活用などをやった。
ルールがあるけれど、ルールが複雑。説明しながらも、これで合っているかなと思いながら進めている自分も。

この難しさでギブアップして欲しくないのが、先生?というか母目線からの本音😅 

渡航前にJICAだったと思うけれど、モロッコの日本文化や日本語教室の現状について分析した記事があり読んでみた。そこには、先生になる学校で必須で日本語を勉強するクラスと必須ではなく日本に興味がある人が勉強するクラブとの比較が記されていて、必須クラスの方がきちんとクラスに出席し、授業のやる気が低い子もいるが、テスト前には勉強するため学習習熟度は高い。クラブの方は、元々日本に関心があるためモチベーションはあるが、日本語の難しさからドロップアウトする子が多いとのこと。私が担当する日本語クラスの子も、大学時代にクラブで日本語を勉強しておりドロップアウトしちゃう子が実際いると話していた。

これは、モロッコだけでなく、日本でも言えること。
私も大学1年次にスペイン語を履修したが、単位のための授業や勉強だった。

どうしたら、楽しく授業ができ、モチベーションを保てるのだろうか。
一番大切なことは、授業を一緒に作っていくことだと思う。

ついつい、教えるとなると一方的に情報を伝えることが多い。そうすると、生徒も飽きやすいし、学びの空間から逃げやすい。私と生徒、生徒と生徒の双方向のやり取りを取り入れることで、授業に参加していることを自然に体感し、自分の理解度を把握できるようになる。また、前回の授業では福笑いを日本語でやってみた。日本語を口に出すこと、指示に従い手で動かすことで、言葉が身につくし、みんなで楽しみながら学ぶ時間を作ることができたと思う!これは、就職先でも活かせる学び。

どんな出来事もきっと未来に繋がっていると信じられるから頑張れるのが私のモチベーションなのだろうな。

残り9日で、日本帰れる嬉しさも正直あるけれど、一生で最後になるであろうモロッコライフも満喫したい。


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