
算数の勉強②
小学四年生の算数を、先生に付いていただき学んでいるのだが、この日も「なんで私はこんなことを???」と思いながらzoomを立ち上げていた。
言い訳だけでもないのだけど、平日夜なので起床から16時間近く経過し、私の脳みそは大層お疲れである。よって真顔で「億の次の位って何でしたっけ?」と質問したり、ゼロの数の間違いを連発していて、それをいい感じに力が抜けていると前向きに捉えるしかない。私の起床16時間後は、酒酔い状態と大して変わらない。
ここからは小学四年生算数の教科書「一億をこえる数」と「折れ線グラフ」の単元を読んだ&学んだ感想です。
一億をこえる数 続き
0から9までの数字を全て使い13桁の整数を作ったとき、その中で一番大きい整数、小さい整数を答えさせる問題があった。
「この問題にどんな意味があるんでしょうねぇ」という先生の言葉に、う~んと唸って考えた結果、「問題の言葉の意味を理解して、そのとおりの作業が出来るかってことですかねぇ」と答えた。どんな意味とは?と考えたら、汎用性の高すぎる回答になってしまった。
「問題の言葉の意味を理解して、そのとおりの作業が出来るか」にどんな意味が???と思ったが、まあいいや、と思って次に進む。
「〇億+◆億」や「◎兆-◇兆」の計算をしながら、大きい数を考えていて、「大きい数は宇宙って感じがしますね、星までの距離とか」と不用意に感想を漏らしたら、そこから1光年の距離を計算することになった。先生が「光は1秒でだいたい30万㎞進む」とおっしゃったので、桁数と格闘することに。
30万×60×60×24×365でしょ~3×36×24×365で~~あれ、ゼロは幾つ付ければいい?万で百??で、そんで、どこから計算すれば???。桁数を数えながら、たしかに「光年」という単位は便利であるな、と思った。
この時は思いつかなかったけれど、official髭男dismに『115万キロのフィルム』という名曲がありますね。歌詞に「フィルムは用意したよ 一生分の長さを ざっと115万キロ」とあるから、フィルムは1秒の撮影にだいたい〇㎞要るとして
〇(㎞)×60(秒)×60(分)×24(時間)×365(日)×撮影時間(年)=115万㎞
ということになる。フィルムが1秒の撮影でだいたい何㎞要るかを、私は全く知らないし、撮影時間もわからないな。人生100年ということにすると、二十歳で出会ったとして、撮影時間は80年くらいでしょうか。万が一、足りなくなったら困るから、100年分くらいの想定なんですかね。どちらにしろ、1光年よりフィルムはずっと短い。
(この単元の私的まとめ)
・小4で兆の位の数までを習うが、コラム的に、吉田光由『塵劫記』に「京、垓、……、不可思議、無量大数」の記載があると紹介されている
・整数は0~9の数字で表すことができる
折れ線グラフ
それぞれの単元には導入部分があって、一億をこえる数は「世界の国々の人口は?」だったが、折れ線グラフは「1日の気温の変わり方」である。
それぞれの時刻の気温を表にし、それを折れ線グラフで表す。折れ線グラフって、黒丸を打ったところしか目盛りを読めないんだなあと思う。中学生と数学をしていて、関数のグラフの方を目にする機会が多かったので、折れ線グラフは久しぶりに見た気がする。
気温の変わり方について、「線の傾きを比べる」という表現があり、子どもと勉強する際はこの表現を使っていこうと思った。教科書を読むと、教えるときの言葉とその使い方の勉強になる。
「線の傾きを比べる」ことから、先日中学生と理科を勉強していて、記録メーターで物体が動く速さを調べる問題をやったことを思い出した。
平均の速さと瞬間の速さを中学理科で習うのだ、ということを先生に伝えたかったのだが、私の説明がハチャメチャで、「1秒間に50回とか60回打点を打つやつで、機械の名前は忘れました」(注:記録メーター)「おもちゃのトミカみたいのにテープが、カセットテープのテープみたいのが付いてるやつ」(注:紙テープです)「速いとテープが長くなる」(注:何がどう長いのか言わないと意味不明)という要領を得ない説明をし、時間に限りがあったのもあるが、頭が働かなかったので、伝えることはあきらめた。
中学生の理科になじみのある方なら察してくれたかもしれないが、フツーはわからん説明である。説明しながら、「ヤバイ、こんな訳わからん説明になるってことは、訳わかってないからで、この前子どもとやったのに、理科も勉強しないといけないのでは?」と背筋が冷たくなった。

テープを0.1秒毎に切って速さの変化を見る
折れ線グラフと棒グラフとを比較する際、「一カ月に読んだ本の冊数調べ」が例として出てきた。そのグラフでは、5人の小学生の最小値が10冊最大値が14冊となっていた。
小学生はひと月にどのくらい本を読んでいるのか調べてみたら、下の調査によると、2023年の小学4~6年生の一カ月に読んだ本の冊数の平均が12.6冊とのこと。さすが教科書、世の趨勢を押えている。
私の感想は「平均12冊超えは多いなあ」です。過去31年分の推移をみれば、自分が小学生の頃と比べるとデータで見ても多くなっている。学校で「朝読書」をしているという話は子どもからも聞くし。書店にはその手の(短時間で読める、ヤマやオチがありそう、子どもが手に取りやすい)本も増えた印象。
でも、毎月その冊数の書籍を購入しているとは思えないので、図書館などを利用しているのでしょうか。
以前に人口の少ない町に住んでいた時、もちろん市内に図書館はあったけれど学校からは遠くて、子どもはどうしているのかなと思っていた。図書館は土日もたいてい空いていた。
学校図書館が充実してればいいんだけどな、と思ってはいたが、望みは薄い。私の住んでいる都道府県は、学校図書館図書標準の達成状況(都道府県別)によれば、小学校中学校共に平均にも届いていないからです。
私が読んでいる教科書ですが、目印のようなマークが所々についていて、その意味が気になるところ。あと、教科書の本文なのですが、どうしても意味が分からない文があって、次回先生に見解を聞いてみようと思います。
次回も頑張ります。