第1歩:まずはExcelのスゴさを知ろう!ピボットテーブル・ピボットグラフ|Excel はじめの100歩
みなさん、こんにちは!イーアップ IT活用推進アドバイザーの家門理恵(かもん りえ)です。
Excelをゼロから、ちょこっとずつ学びたい人のためのExcelはじめの100歩
記念すべきはじめの1歩は・・・
「そもそもExcelって何ができるの?どんだけ便利なの?」
そんな疑問にお答えいたします!
🎬 動画もあります♪
✅ マウスだけでたった数秒!さくっと集計できるExcelの魔法 ピボットテーブル
いきなりですが、ここに🍌バナナマニアという架空の会社のExcelで作成した売上記録の表があります。
何月何日に、どの担当者が、どこの顧客企業に、どの商品を、どのくらい売ったか?という記録です。
期間は1月1日~3月31日までの3か月分で、全部で100件あります。
こういうデータがあったら、みなさんも集計したくなりますよね?
なりますよね?ですよね?なりますよねっ!!😉
たとえば、
バナナミルクはこの3か月で全部でどのくらい売れたんだろう?
とか
どの担当者が一番売り上げを上げたのかな?
といったことを知りたいとしたら、どうしますか?
そんな疑問にもパッと答えられる!しかもめちゃくちゃ簡単に!
今回はそんなExcelの魔法をご覧いただきたいと思います。
*重要*
あくまで、Excelでどんなことができるのか?ということを知っていただくことが目的なので、操作手順を覚えようとはせずに気楽に読んでくださいね!
まずデータが入っている表の中を1か所をクリックして
「挿入」メニュー > 「ピボットテーブル」
を選んでOKを押します。
そして出てきたこの右下の箱の中に、上のリストからマウスで「売上」の文字の部分をクリックして、ずずいっと「値」のハコにドラッグして入れます。
するとこのように、全部の記録の合計が
268万3600(円)
と出ます。まあまあの売上ですね!(知らんけど)
この状態で次にこの商品名を「行」のハコに入れると・・・
ご覧のとおり、内訳が出ました!これでバナナミルクは全部で
39万3600円
の売り上げがあったことが分かりました。
さらに続けて販売日を入れると・・・
この通り、何と!自動的に月単位にまとめて集計してくれるんですね~!😲
✅ グラフも一緒にいかがですか? ピボットグラフ
ではもう一度、バナナマニアの売上伝票の方に戻りまして。
表内のどこか1つのセルを選択した状態で今度は
「挿入」メニュー > 「ピボットグラフ」
をクリックして、OKを押します
そして
顧客名、営業担当者、売上
をそれぞれ下記のハコの中に入れます
すると・・・
この通り、ワールドバナナという顧客への善二(ゼンジ)くんの売上が
最も高かったことが、ソッコーでわかっちゃいました!いえい♪
ここでグラフを右クリックして、「データの選択」から「行/列の切り替え」を押すと・・・
この通り、それぞれの担当者別のグラフになったり、
さらにもう一度右クリックから
「グラフの種類の変更」で「積み上げ縦棒」を選ぶとこの通り!
全体では、炭一郎さんの売上が最も多かったことが、瞬時にわかります!
以上、Excelの超簡単集計 ピボットテーブルに
「🍟 ポテトもご一緒にいかがですか?」
って感じで、グラフがついてくる、ピボットグラフのご紹介でした⭐
ピボットテーブル・ピボットグラフを初めてご覧になった方は、こんな風にマウス操作だけで集計やグラフがあっという間に作れることに、驚かれたのではないでしょうか?
⭐ Excelの魔法を使うために最も大切なコト
突然ですが、ここで問題です!
それは・・・
集計の元となる表(データテーブル)をきちんと正確に作るということです。
たとえば、
販売日の列の中に、「確認中」などの日付ではない文字が混ざっていたり、一見すると、日付のように見えるけれどExcelが日付と判定できない形式で入力されている!
とか
顧客名に一部誤字があって不統一!
とか
そういったことがあると、意図した集計はできません。
ですからExcelでは、いかにデータの入った表をミスなく、素早く作れるかがキモになります。
✅ Excelの他のカタチでもやっぱり表がキホン
またExcelでは、集計表やグラフ以外にも見積書、請求書、納品書といった、
購買・経理などに関わるいわゆるフォームなども作れます。
こうしたフォームにも、たいてい何らかの「表」が含まれていて、計算結果が自動的に表示されるようになっています。
ですから、表を正しく、そして、すばやく作れるようになることが、Excelを扱う上ではとっても重要なんですね。
というわけで、はじめの第一歩から長くなってしまいましたが
Excelってすごい!便利そう!
使えるようになってみたい!
そう感じてくださったのでしたら嬉しいです。😊
第2歩からは基本のキを小さな単位に分けて、できるだけ短時間で学んでいけるようにしていきますので、ぜひ次に進んでみてくださいね!
それでは次の一歩でまたお会いしましょう♪