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第4歩:ありゃ、間違えた?→さくっと修正しちゃいましょう!|Excel はじめの100歩

👉 この記事はどんな人向け?

セルに入力された内容を修正する際に、効率の良い方法を知りたい方向けに書いています。指定されたセルに、数字や文字を入力したり修正したりする作業が中心という方にオススメの内容です♪


みなさん、こんにちは!イーアップ IT活用推進アドバイザーの家門理恵(かもん りえ)です。

Excelをゼロからちょこっとずつ学びたい人のためのExcel はじめの100歩

第4歩はテーマとしては軽めながら、地味に作業効率がしっかり上がるお話です。



📒 第4歩の課題

🔶 以下の4パターンのセルの内容を修正する最も効率の良い手順は?

(1). 全体を丸ごと修正:
A-1234 ➡ B-5678
なんだか難しそう ➡ Excelって楽しい!
=1+1 ➡ =9*9

(2). 部分修正 パターンA「末尾」:
1234 ➡ 1230

(3). 部分修正 パターンB「冒頭」:
ケーキ大好き! ➡ パソコン大好き!

(4). 部分修正 パターンC「途中・複数」:
Word・PowerPoint・Outlookは事務職の強い味方
➡ Word・Excel・PowerPoint・OneNote・Outlookはオフィスワークの強い味方


✅ セル内の全てを修正?部分的に修正?

■ 全体を丸ごと修正なら・・・

🔶 問題 #1
以下の修正をするのに最も効率の良い方法は?
・A-1234 ➡ B-5678
・なんだか難しそう ➡ Excelって楽しい!
・=1+1 ➡ =9*9

このように全体をまるっと修正したい場合は、セルを選択して修正後の内容をいきなり打ち始めればOK!さくっと上書き修正となります。削除キーなどでわざわざ削除する必要はありません。省エネ、省エネ♪

選択して、ただタイプ(入力)するだけでまるっと上書きに♪

■ 部分修正なら・・・

下記のように一部分だけを修正(削除や変更)したい場合、修正箇所がどこにあるかによって、効率の良い方法が変わってきます。まずは3つのパターンを紹介します。

  • A). 末尾部分の修正:
    1234 ➡ 1230

  • B). 冒頭部分の修正:
    ケーキ大好き! ➡ パソコン大好き!

  • C). 途中や複数個所の修正:
    Word・PowerPoint・Outlookは事務職の強い味方
    ➡ Word・Excel・PowerPoint・OneNote・Outlookはオフィスワークの強い味方


✅ 作業効率を意識して選ぼう!部分修正の3つの方法

それでは、これら3つの修正パターンそれぞれに対して、効率的な修正方法を1つずつ見ていきましょう。

■ (A). 末尾部分の修正

🔶 問題 #2
以下の修正をするのに最も効率の良い方法は?(末尾の4だけを0に修正)
1234 ➡ 1230

最後の1文字や、最後の3文字と言った末尾部分のみ!実は、これが一番簡単に素早く部分修正できるパターンです。ズバリ、F2キーを使用します。😁

みなさんのキーボードには、一番上の列にF1~F12まで並んでいるボタンがありますか?これらをファンクションキーと呼びます。もしこのキーがあるのでしたら、修正したいセルでその中の「F2」を1回だけ押してみてください。

「F2」キーを押すと、マウスカーソルが既に入っている中身の一番最後の部分で点滅した状態となり、セルの内容を「編集」するモードに変わります。変わったらバックスペースキーで修正したい部分を消して、入力しなおして、Enterキーで確定しましょう。

1234 ➡ 1230

  1. 編集したいセルが選択されている状態で「F2」キーを押す

  2. 「バックスペース」キーを1回押して数字の4を消す

  3. 数字の0を入力

削除はDelキーではなく、Backspace(Bksp)キーで♪

マウスは使用せずに、たったの3手で修正ができましたね!

🔷 F2キーは切り替えスイッチ

「F2」キーは押すたびに、左下の文字が「編集」⇔「入力」と切り替わります。

  • 編集の時に、矢印キー
    セルの中での移動

  • 入力の時に、矢印キー
    選択するセルの変更

編集・入力どちらのモードの時に、キーボードの矢印キーがどういった動きをするのか、ぜひご自身で確認にしてみてくださいね!

💡 F2キーが使えない!効かない!😱そんな時は・・・

  • ファンクションキーはあるけどなぜか効かない!
    ひょっとしてキーボードの左下または右下の方に「Fn」という文字が印字されたキーはがありませんか?もしあればそれを押しながら、「F2」キーを押してみてください。それでもし押すたびに左下が「編集・入力」と切り替わったら、F2キーはFnを押しながら使う、と覚えてください。さらにもし分かる方は、Excelを使用中はFnロックをかけて使うことをオススメします。😁

「Fn」キーはCtrlの近くにあることがほとんど
  • そもそもファンクションキーがない!
    → 残念ですが、「F2」のハナシはお忘れください。😢
    あるいは・・・Excelでは「F2」以外にも「F3」「F4」「F12」は使えると作業効率が上がるため、ご予算や机のスペースが許すなら、USBやBluetoothの外付けキーボードを接続するという方法もアリかもしれません。ご参考までに、比較サイト、価格コムのページをご紹介しておきますね。

    外付けキーボードの比較@価格.com
    https://kakaku.com/pc/keyboard/
    (一応書いておくと、アフィリエイトじゃございません。ww)

それでは本題に戻りましょう。ww

■ (B). 冒頭部分の修正

🔶 問題 #3
以下の修正をするのに最も効率の良い方法は?
ケーキ大好き! ➡ パソコン大好き!

実はセル内の冒頭の一部分のみを修正したい時も「F2」を活用します。「F2」を押した後、矢印キーの「⇧」のボタンを押すと素早く移動&修正ができちゃうんです!

  1. 編集したいセルが選択されている状態で「F2」キーを押す

  2. 矢印キーの「⇧」キーを押す

  3. 「Del」キーを3回押してケーキの文字を消す

  4. パソコンという文字を入力する

🔷 セル内の編集ポイントの移動は上下が便利♪

このようにセルの中身が1行の時は、矢印の「⇧」を押すと、一発で編集用のカーソルが冒頭に移動します。では逆に「⇩」を押すと?

・・・そう!末尾に移動できちゃうんです!

セルの中身が1行の場合の編集:

  • 「⇧」矢印キーで
    → カーソルを先頭に移動できる♪

  • 「⇩」矢印キーで
    → カーソルが末尾に移動できる♪

実はコレ、Excelだけでなく、Web上の1行の入力フォームなど、色々な場面で活かせる小技なので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね♪

■ (C). 途中や複数個所の修正

いよいよこの第4歩、最後の問題です。長めのテキストの真ん中の部分や、複数の個所を修正したい時に、最も効率の良い方法をご紹介します!

🔶 問題 #4
以下の修正をするのに最も効率の良い方法は?

Word・PowerPoint・Outlookは事務職の強い味方
➡ Word・Excel・PowerPoint・OneNote・Outlookはオフィスワークの強い味方

この場合はズバリ、上にある!「数式バー」と呼ばれる部分をクリックして編集するのが最も早い方法です。

もちろんセルのダブルクリックや、「F2」キーとカーソル移動でも良いのですが、長いテキストの中で、途中の部分や、複数個所を修正したい場合は、数式バーを使用する方が少ない手数(操作回数)で済むからです。

※もしも数式バーが表示されていない場合は、「表示」メニューの中にある、「数式バー」にチェックを入れれば出てきます♪


以上、計4通りの効率的な修正方法のご紹介でした。
★公開後★各パートにアンカーリンクを貼る

  1. 全体を丸ごと修正

  2. 部分修正 パターンA「末尾」

  3. 部分修正 パターンB「冒頭」

  4. 部分修正 パターンC「途中・複数」

たかが修正、されど修正。効率良く修正作業を行うことで、チリツモな作業時間を短縮してくださいね!😊

それでは次の1歩でまたお会いしましょう♪

→ 100歩のゴールや全記事のリストはコチラ

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