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日本のよさ再発見~北欧留学日記#44~

9月から週1回、日本語学科生の自習時間に参加して、日本語を教えたり、おしゃべりしたり、ノルウェーのことを教えてもらったりしています!

日本語を教えていると、ときどき日本語に疑問を抱きます(笑)

昨日は、緑を青ということがある事について話しました。「青信号」「あおむし」「青リンゴ」。
私も小さい時に、「緑じゃん!」ってすごく思っていたのですが、日本で普通にくらしてたら、「青」で表現する「緑」にも勝手に納得していました。

ノルウェー人の子にその感覚を伝えようとしました。
でも、英語のblueを想像したときに、あの表現は日本語にしかない事、実際自分も単に感覚でしかその「青」を捉えていない事に気づかされました。

という色には、のイメージや、ブルーな気持ちと言うように少しネガティブな要素もあります。
だけど、緑を表すを想像した時に、私には新鮮という印象がまず浮かびました。

結局なに?って感じですが、言語が変わると色の性格も変わるのかなとか、青に対する日本人の古くからの感覚ってどんなものだったんだろうとか、思いを巡らせましたという報告です(笑)

その子は今漢字を勉強していて、新しく漢字を教えてあげると、読み方とか部首やパーツの意味とかを楽しみながら勉強していて、小学生の頃の漢字を勉強する感覚を思い出しました。
オスロで、日本語を勉強している学生がこんなにいることも嬉しく思います。


この自習時間でも、普段の生活の中でも、
こうやって海外で日本を見つめ直す事で
言語についても文化についても日本っていいなぁって改めて感じます(笑)
留学を通して留学先国や友達の出身国はもちろん、自分の国に対しても愛着がましています^^


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