2周目の季節
心の移ろいの記録。
昨年は目に入ってくるものすべてが新鮮で、
自然の美しさに感動した。
こんなもきれいな町で育って、
こんなも温かい人たちに育ててもらって、
こんな美味しい水や食べ物に生かされてたんだ
って気付かされた。
半面、
自然の厳しさに直面し、
田舎特有のこわいやつも肌で感じて、
なにより、冬の寒さに嫌気がさした。
というか、鬱になるかと思うくらい、
寒くてなにもしたくない、、、という気持ちを幾度となく味わった。
ここにきて、
お風呂から出たときの”さむ!”っていう感覚や、
空気の匂い、
欲する飲み物の温度に、
夏は終わった。と自覚する。
あの恐怖の冬がやってくる・・・トラウマにも似た
身体のこわばりを感じたのだけど、
心のどこかで
「今年は絶対子どもたちとウィンタースポーツをする!」
とワクワクしている自分がいる。
あのゲレンデのワクワク感、
冬にしかみられないロマンティックな白い景色、
毎週のようにだれかと集まって鍋を囲むあの空気。
1周回って楽しみだ❤
なぜなら私は知っている。
その後にはまた、あの喜びの春が来て、
熱狂的な夏が来る。
この冬を耐え忍んだものだけが感じることのできる
生命力に満ち溢れた真逆の世界。
冬きっと私はもう一度落ち込むだろう。
どけてもどけても積もりくる雪にうんざりもするだろう。
でも、そのたびに、春への期待を膨らませ、
その冬を深く味わいたい。
ここにきて、予想と反していたことは、しっかりと記しておきたい。
「不便だと思ったことは一度もない」
「足りないと思ったことも一度もない」