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自然とは

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自然豊かで見晴らしの良い場所でソフトクリームが食べたいと、金勝(こんぜ)山にある滋賀日産リーフの森に行ってきました。
ここには道の駅があり、そこでいちじくソフトが食べられるのです。
正直寒かったんですがそこは根性で食べてきました。

写真は遊歩道の合間から見える草津~守山から琵琶湖方面だと思います。
高い展望台もあるんですが、そこからは木々がさえぎって遠景はよく見えません。以前「木切ってしまえばいいのに」と言ってる観光客を見かけましたがおまえ何言ってるのとなりました。何一瞬しか来ない己の為に何十年もかけて大きくなった木切ろうとしてんの。
たしかに見晴らしを期待すると裏切られますが、足腰の丈夫な方には国道から金勝に来るまでにある「日向山(にっこうやま)」をお勧めします。古墳と戦国時代の城郭があったといわれる旧東海道近くにある山で、ここからの見晴らしは本当に良いです。
15分くらいで頂上につけるのでちょっとした運動になりますし。

それはそうとここは以前は植樹祭跡と呼ばれていました。
そこにいつの間にか道の駅ができた感じですが、以前からバーベキューやピクニックなどに利用されていた市民の憩いの場でした。ちなみに現在はバーベキューは禁止です。

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自然と見晴らしのいい場所とソフトクリームで浮かんだのがここなんですが、改めて散策してみると自然とは、と概念から考える羽目になりました。
美しく色づくメタセコイアはもともとあった木ではなく、琵琶湖を挟んでほぼ対角線上にある高島市の並木で有名な中国原産の古代の木です。
植樹祭として拓かれてから数十年経過しておりもうなじんだものとも言えますが、本来ここにないものが生きている土地ははたして自然と言えるのかと。

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これとかもあまり見たことのない葉で、茂り方が旺盛なところから外来種を疑っておりますがまだ調べていません。楓かな…。紫のは何だろう。

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かとおもえば元々の住民だったと思われるアカマツと、柿の原種と言われる山柿だと思われる木もあります。

私たちが触れる自然というものはあらかじめ整えられたもので、本当の「自然」に触れるのは大変な事だろうなと思いました。
まあ実際大変でした(湖の近くの貸家を思い出しながら)。
自然半端ないわ。
人工的なもので安全に接することができるのはありがたいことです。

ここも人の出入りがなくなればあっという間に木々に飲まれてしまうでしょう。現在も遊歩道のアスファルトを破ってススキなどが出てきています。
それが自然なのかと言われると、そっちはむしろ野生なんじゃないかと思ったりしながら、ちょっとばかりゴミ拾いをして帰ってきました。

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