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ミシン仕事記録と母親のこと 24.01.19

本日は、ようやくコートの直しと自分の帽子づくりができました。
見出し画像が今日作った帽子です。
ただしこれは試作品です。
市販の型紙を使いましたが、私の頭は市販のものに合わないので、こっから型紙を微調整して自分の頭に合う感じにしてゆきます。
でもこれはこれで使えそうなので早速かぶるつもりです。
ちなみに生地は裏表共フリースです。めっちゃあったかいし、フリースなら失敗しても気が楽です。

そして母のコートですが、10年位前に購入したものの大きく見えるから着ていなかったそうです。
そちらも本日自分用に直しましたが、19号のコートの身幅を詰めるのはなかなかに大変で、脇を詰めると袖ぐりも直さなければならず苦労しました。
我が家にはそういう類のものがたくさんあります。
かつて母親は買い物中毒と言ってよく、今はカードこそ持たせませんが昔は病気や事故で入院するたび貯金がなかったり、高額な買い物の請求書が届いたりで愕然とすることがしばしばありました。
着物、洋服、靴、帽子、カバンなど母が買いまくって家にため込んだものが、現在も我が家の収納を圧迫しています。
ただ、母親は高級志向で、生地や縫製が良いものもそこそこあるので、そういうものを選んで直しているわけです。

私もあまり服やカバンは捨てませんが、そもそもあまり買わないのでそんなにたまりません。しかし母は捨てないし着ないのに次々買ってくるから…。今も、主に食料品ですが、買い物に連れて行くと必ず余計なものをたくさん買ってしまうので、逐一注意します。値引きの葉野菜など、すぐ使えばいいのに結局腐らせて捨てる羽目になります。

買ってきたものを忘れてしまうのは老いによる衰えを考慮すべきなのかもしれませんが、そもそも母は昔からそうなので、どこまでが老いのせいなのかが難しいところです。母はそういう人だからで済ませていると、本当に認知症状が出ているのに気が付くのが遅れた、ということもあり得ます。
今のところは認知症といえるほどの症状はありませんが、話が通じなくなることが増えてきています。気を付けないと。

ミシン仕事をするときは、必ず母親にアドバイスを仰ぎます。
それは私自身のためでもあり、また母のためでもあります。
母も洋裁などは習っておらず、父の仕事に伴って仕方なく覚えたそうですが、着物リメイクのオーダーなど取っていたので経験も実績もあります。
母にお直しや服作りのアドバイスを求めるのは、母の自己肯定感のためでもありますが、実際私にとって必要な情報が得られるからなのです。
現在の母ありきの状況は私には不自由さもあるのですが、逆に利用もしていかねばと思っています。

明日は介護のバイトですが、それが終わればまたミシン仕事にかかりたいです。大島紬の半纏を仕上げるのと、自分用に絹の裏地を使ったナイトキャップでも作ろうと思っています。
それからネットショップに出す作品作りにかかります。
一つずつ片付けよう。

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