ねこ記録 ねこちゃんストレスをためる 22.10.30
猫の肛門嚢、再び破裂しました。
なんか変な歩き方するなあと思ってたら…
今回は比較的早めに気が付けたので、傷は前回ほど深くはないです。
洗浄、消毒してる間めっちゃ緊張しつつ喉をゴロゴロ鳴らしてくれてたねこちゃん健気すぎて申し訳ない。
うちのねこの肛門嚢破裂は加齢によるものとストレスが大きいのですが、今回は通院ではなく私の強制給餌が原因だと思います…。
すまんそこまでストレスだったとは…でも食べないから…背に腹はかえられないから…。
そう、ねこはとうとうごはんを食べなくなってしまいました。
超やせ細ってかわいそうなくらいですが、水は飲むしおしっこはします。
基本ほとんど寝てるんですが、自力で歩いて移動するし、高低差を越えてジャンプもします。ストーブをつけるとストーブ前のかごに移動して寝ているし、消えると私の布団に入ってきます。
そこまで弱っている感じではないのです。
えさを自分で食べなくなったとはいえ、強制給餌で流動食をいやいやながらも飲み込んでくれて、吐いたりもしていません。
便は流動食しか食べないこんな状態でも何とか出ています。
ちなみに与えているのは獣医さんおすすめのバナナ+卵+ヤギミルクのミルクセーキ(ミルクセーキ今の人に分かるだろうか…)のようなものです。
そこまで嫌がる感じではないので味は意外に嫌いではないようですが、シリンジでの強制給餌が長引くと嫌みたいです。
他にも色々な餌を試していますが、これも獣医さんおすすめのサバ缶が意外に好きでした。特に煮汁が好きなようで、煮汁ごと身も細かくしてお皿に入れておくと結構自力で食べていました。
別に食べる能力が落ちているわけでなく、単なるえり好みのようです。
でもカリカリはほとんど食べなくなってしまいました。ふやかしてみようかなあ…
この半月でびっくりするくらい衰えてるなあと前の記録を見て思ったのですが、でも基本元気というか死にそうな感じではないので、まだ希望を持っています。私はクリスチャンなので、毎日ねこに手を置いて「イエス・キリストのお力により癒されよ」と祈ります。仕事場でもねこの写真を携帯の待ち受けにして、癒されろ~と携帯の画面を撫でまわしています。
生きているものなので衰えはしますし、若いころのようにはもうなれないのは仕方ないです。何もそこまでなってほしいわけでもありません。
でも少しでも残存能力を活用して、QOLを保ってあげたいじゃないですか。年齢なりの、病状なりの生きやすさを追求してあげたいと。
そんなことを思いながらねこのお世話をしていますが、特養での介護経験がこんなところで生かされているなあと思っています。
人間だって年を取ると今日できたことが明日はできなくなるかもしれない。
今日食べられたものが明日は食べられないかもしれない。
自力で起き上がれたのが、介助が必要になるかもしれないし、お風呂にも一人で入れなくなるかもしれない。
それはねこも一緒で、何なら人間よりもはるかに速いスピードで衰えていくかもしれない。
けどそんな中でも、一年少しですが特養でかかわった方々の事を思い出しながら、残存能力を活用して少しでも楽しく快適に過ごさせてあげたいと、いろいろ工夫したりするのは意外と楽しいなと思っています。
それでは明日も仕事です、ねこのために頑張って働いてきます。