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Ellis Edgeの威力

2021/3/25

Ellis Ericsonがブランクスから製作しフルハンドシェイプするエッジボード。

今回は長めのサイズの魅力を探ります。

まずは8'0 Tri-Plane Glide。

エッジボードの威力はテイクオフの早さから発揮されます。接水面が少ないので抵抗無くスルスルと進んでくれます。


トップスピードに乗るのもあっという間ですのでブレイクが速い波でも他のデザインに比べ有利に働きます。


小さな力のない波からも最大限の推進力を生み出し、

こんなショルダーが逃げていく様な波でもどんどん前に出てくれますので気がつけばとんでもない飛距離を叩き出してくれます。

ノーズ幅はやや狭く、薄くシェイプされています。ややピギーなアウトラインも手伝って頭の動きは軽く8'0には感じません。ターンやストールもイージー。レールは浮上している部分が多いので引っかかりも無くスイングします。

こんな事もやり易い。

下は7'0のFirst Model。

photo:Kentaro Yokota

初めてエリスのエッジに乗った日です。正直衝撃を受けました。少し掘れたところから行きましたがシングルフィンとは思えない安定のテイクオフはエッジが斜面に噛みトレースしてくれるから。スピードも素晴らしくスープアプローチもご覧の通り、安定したハイスピードで泡を駆け上がり新しいマニューバーも楽しめます。

8'0同様、7'0はスモールから楽しめます。しかし本領を発揮するのは台風などのパワフルな波。


少し厚めなリーフブレイクですが水量がありパワーがありますので一つ上のギアに入りスピードによる浮上感を伴い動きも軽くなりより自由なマニューバーを刻み始めます。バックサイドのリーフブレイクでも驚きの性能を発揮してくれます。フィンは大きな波ではパワーブレイドの8.2や 8.5の硬めなノーマルフレックスもおすすめです。

一本あればかなりの幅を持って楽しめる8'0と7’0。スモール中心に考えれば8’0。大きな波も考慮すれば7'0。どちらも欲しくなってしまいます、、

エリスへのカスタムオーダーは常時承っています。ご相談をお待ちしております。


2021/3/25

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