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【ファンデッキ】【ポケモン映画デッキ④】『ポケットモンスター ココ』
1.はじめに
フーパです。CL横浜にも応募していたのですが、落選してしまったのでゆっくりこのシリーズを続けていきます。
今回のテーマは、『ポケットモンスター ココ』。最も新しいポケモン映画です。2020という年は私が大学に入った年で、この作品は数年ぶりに劇場で観たのを覚えています。とうちゃんザルード、カッコいいですよね。ボルケニオンもそうですが、私はああいう熱い幻を推しやすいのかもしれません。
それでは、デッキ解説です。『ココ』の回はザルードVをぐるぐるするテンプレ構築とも悩みましたが、それよりずっと映画らしいデッキに仕上がったのではないかと思います。
2.デッキ解説
◎ポケモン 17枚
・ココ(もりのよびごえ) 1枚
主人公。コイン依存のターザンキックを、ルミナスメイズの森を絡めて高確率で決めていきます。技の威力は低いですが、システムポケモンは十分相手にできる打点。レベルボールで選べるため、最初のアタッカーとしても便利です。
・ザルード(さんれんのムチ) 2枚
事実上のメインアタッカー。2エネで210ダメージを狙うことができます。『七夜の願い星 ジラーチ』構築のアブソル同様、「ひきずりだす」も要所で役に立つ技です。
・ザルードV(しばりつける) 2枚
ジャングルライズの方のザルード。エネ加速の他に、マントで1発耐えた場合の回復役も担います。ナタネ込みとはいえ3エネ貼るのは意外に難しいので、「とびうつる」ザルードVより動かしやすい点がウリです。
・ウッウVMAX 1枚、ウッウV 1枚
映画ではキーになるポケモンで、このデッキでも秘密兵器を担います。ザルードVでエネを貯めての高火力技ダイフンシャ、そしてベンチ狙撃のスピットシュートと、ザルードだけでは難しい動きを可能にしてくれます。ウッウVでスタートした場合は、くちばしキャッチから試合を始めることもあります。
・セレビィ(もりのさんさく) 3枚
手札にあるエネルギーの枚数を増やすカード。ナタネではベンチにしか加速できないため、このポケモンをバトル場に置いておくと強いです。スタートしたいポケモンですが、多めの入れ替え札を考慮し3枚の採用。色違いではないですが、このデッキに合ったシステムです。
・コロトック(みなぎるせんりつ) 2枚、コロボーシ(ころばす) 2枚
ココやザルードの耐久を底上げするカード。非Vを取る要求を上げて試合を有利に運んだり、Vが一発耐えることで攻撃回数をずらしたりに貢献してくれます。サイド落ちの他、研究やハイパーボールのコストにせざるを得ない場面も多いため、2枚ずつの採用です。
・かがやくゲッコウガ 1枚
ナタネではどうしても縦引きが弱いので、ドローソースとしての採用。置けるときに置いておくと、どうしようもない手札を解決できる場合があります。
・クロバットV 1枚、ネオラントV 1枚
ドローの弱さをカバーするクロバット、ボスやナタネをサーチするネオラントを、それぞれ1枚ずつ採用しています。
◎トレーナーズ 31枚
●グッズ 16枚
・クイックボール 4枚、レベルボール 2枚、ハイパーボール 2枚
ボールは8枚。たね主体のデッキのため、そこにアクセスできるカードを多く採用しています。ウッウVMAXはハイパーボールでしか持ってこられませんが、使う試合も多くないのでこの配分でよいと思います。
・あなぬけのヒモ 2枚、ふうせん 1枚、回収ネット 1枚
入れ替え札は、とりつかいと合わせて5枚の採用。セレビィスタートできなかったときの切り返しや、ザルードVへの交代のため若干多めにしています。
ふうせんは、貼った後にマントを貼りたい事態を防ぐため最低限の1枚。代わりに、ゲッコウガやセレビィに効果的な場合がある回収ネットを採用しています。
・ふつうのつりざお 1枚
研究で捨てたカードや、倒されたカードのリカバリーソース。「ルミナスメイズを貼りたいのであまりコートに依存できない」+「アタッカーが2枚採用までなので、使い回したい」こともあり、必要札だと感じています。
・タフネスマント 3枚
とうちゃんザルードのマントを意識。コロトックと同時に使うことで、確定数をずらすことができます。サーチ手段もないので、貼りやすいよう3枚です。
●サポート 11枚
・博士の研究 3枚
主にナタネを使いたいデッキなので、4枚でなく3枚にしています。
・ナタネの活気 4枚
メインのサポート。最大枚数の採用です。セレビィがバトル場にいる場合は、必ず特性を使ってから打つようにしましょう。エネ加速の幅が広がります。
・とりつかい 1枚
ドローもできる入れ替え札。博士3、ナタネ4だと安定性に難ありでしたが、このカードの採用によってある程度安定するようになりました。
・ボスの指令 3枚
ザルードたちが中打点なこともあって、使えるときに使っていきたいサポートです。研究やボールに巻き込むことを想定し、3枚の採用。
●スタジアム 4枚
・ルミナスメイズの森 3枚
ザルードとココ、そしてウッウVMAXの技を決めやすくしてくれるカード。実質オコヤの森(暴論)。攻撃するシーンではできれば貼っていたいので、マント同様3枚採用にしています。
・トレーニングコート 1枚
ゲッコウガやナタネを使いやすくするスタジアム。「最近はコート採用のデッキも多い」+「こちらはルミナスメイズを貼りたい」ので、1枚採用で十分と判断しています。
◎エネルギー 12枚
・基本草エネルギー 10枚
・キャプチャーエネルギー 2枚
ナタネ、ザルードV、ゲッコウガとエネルギーを利用するカードが多いので、計12枚としっかり採用。序盤の並びを確保するため、キャプチャーに2枚の枠を割いています。
3.戦い方(一例)
●1ターン目
・先攻を取ります。セレビィを前に出し、裏のアタッカーへの手貼りを目指します。コロボーシが置けているとかなり強いですが、それよりも次のターンに繋げることを優先しましょう。
・後攻を取った場合は、ナタネで奇襲を仕掛けると強いです。
●2ターン目
・ナタネなり手貼りからアタッカーを起動し、攻撃を開始します。できる範囲で耐久札も整えていきましょう。
●3ターン目以降
・ウッウでいくのか、ザルードでいくのか。前を殴るか、ベンチ狙撃か、それとも回復するのか。できるだけ強い行動になるように、アタッカーを使い分けながら戦いましょう。
いかがでしたでしょうか。技でコインをたくさん投げるので、かなり盛り上がるデッキになったと思います。面白いと思ったらぜひ使ってみてください。