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【ファンデッキ】【ポケモン映画デッキ①】『七夜の願い星 ジラーチ』

1.はじめに 

 フーパです。
 先日、「25周年ポケモン映画祭」で『七夜の願い星 ジラーチ』を観に行きました。以前にAmazon Prime Videoで見たことはありましたが、映画館となるともう迫力が違います。バトラーとサトシたちの駆け引きも、メタ・グラードンが暴れるシーンも、終始大興奮でした。
 さて、今回はそんな『ジラーチ』を題材としたファンデッキの紹介です。9/2発売の新弾「白熱のアルカナ」から、「かがやくジラーチ」が構築の要として採用されています。なんかYoutuberがやってそう……。
 映画を題材としたデッキは『セレビィ』や『ディアンシー』、『ボルケニオン』などいくつか思いついているので、解説もシリーズにしていきたいと思っています。お楽しみに。

2.デッキ解説

https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/gP9LgH-cJ17gA-nQn6LL/

◎ポケモン 18枚
・かがやくジラーチ 1枚
 主人公。キャリーや釣り竿で使い回して、1試合に1-2回攻撃します。このポケモンが1回でも技を成功させるかどうかが、勝敗の分かれ目となる場合が多いです。
 特性も非常に強力で、これのおかげで要求枚数を満たすことができています。特性を最大限有効活用するために、極力フィニッシャーにはしないようにしましょう。
・フライゴン(デザートピラー) 3枚、ナックラー(だいちのこどう) 3枚
 ファウンスの仲間その1。メインアタッカーで、1試合に2-3回使います。ガラル鉱山込みのデザートピラーは基本的に200ダメージを出せるので、これで相手のVポケモンを削っていきます。こだわりベルト込みでの230も積極的に狙い、攻撃回数を最低限にしたいところです。
・アブソル(ひきずりだす) 1枚
 ファウンスの仲間その2。基本的には使わないカードですが、負けている展開を勝ちに持っていくために必要です。「ガラル鉱山+ツツジ+ひきずりだす」で逃げられない相手から1ターン獲得し、その間にフライゴンを準備することで逆転できる場合があります。また、フライゴンで倒しそびれた相手にとどめを刺せる可能性があることも覚えておきましょう。
・インテレオン(うらこうさく) 2枚
 サブアタッカー。1試合に1―2回アクアバレットを使います。裏工作も言わずもがな強力で、これを用いてパーツをかき集めていきます。
・ジメレオン(うらこうさく) 3枚、メッソン(どんどんよぶ) 4枚
 説明不要。完全な非Vデッキなので、後攻を取ってどんどんよぶから試合を始めることが多いです。
・マナフィ(なみのヴェール) 1枚
 かがやくゲッコウガや連撃ウーラオスを見ての採用。ベンチのアタッカーを守るというよりかは、1ターンに1枚しかサイドを取られないために必須のカードと感じています。
◎トレーナーズ 33枚
●グッズ 24枚
・クイックボール 3枚、レベルボール 4枚、しんかのおこう 3枚
 裏工作デッキではクイック4、レベル3の配分が一般的ですが、レベルボールで持ってこれないたねポケモンはアブソルしか入っていないので配分を逆にしました。2進化アタッカーが多いこともあって、おこう3枚は使い勝手がよかったです。
・ヒスイのヘビーボール 1枚
 サイド落ちをケアするためのカード。かがやくジラーチを中盤までに一度は動かしたい以上、採用しておいたほうが無難です。
・レスキューキャリー 1枚、ふつうのつりざお 1枚
 ポケモンを使い回すためのカードたち。博士の研究で巻き込んだポケモンや、倒されてしまったジラーチ、その他アタッカーを回収します。
・ふしぎなアメ 4枚
 ビブラーバを採用していないのでフライゴンがこのカードからしか進化できないことと、インテレオンにも使えることを鑑みての4枚採用です。原案では3枚だったのですが、4枚入れていることで素引きもしやすくなりました。
・回収ネット 2枚
 裏工作を使い回すためのカードです。ガラル鉱山が場に出ている状況では、インテレオン前→回収ネットでジラーチやフライゴンに繋げる動きをよくやります。
・クロススイッチャー 2枚
 ツツジやキバナと同時に撃てるボスの指令です。ジラーチの特性は1枚余裕ができることも多く、そこで持ってきておくと思っているより簡単に使えます。
・ともだちてちょう 1枚
 サポートが6枚しか採用されていないので、それらを使い回すためのカードです。元々はボスの指令でしたが、研究で巻き込んだサポートを拾えることもあって手帳の方が強いと思っています。ジラーチの特性で持ってこれると、先に手帳を打ってから裏工作で当該サポートをすぐに使えます。
・エネルギー転送 1枚
 裏工作から持ってこれるエネルギー。基本エネルギーを2色採用していることもあり、必要なほうを持ってこれて便利です。
・こだわりベルト 1枚
 フライゴンがポケモンVを1発で倒すためのカード。本当は2枚欲しいですが、もう枠がありません。
●サポート 6枚
・博士の研究 1枚、マリィ 1枚、ツツジ 1枚
 最低限のドローサポート。元々はマリィ2ツツジ1でしたが、解決札を引き切れないターンがあり片方を研究に変えました。
・キバナ 2枚
 エネルギーを間に合わせるカード。このデッキはとにかくキバナから動きます。ツインエネでジラーチを起動したり、追加のトレーナーズを持ってきたりと、「好きなカード1枚」を有効に使って戦います。なんならドローサポートより重要なので2枚。
・ボスの指令 1枚
 ジラーチはともかく、フライゴンでは後ろを狙うことも多いので必要です。手帳に甘えた1枚採用。
●スタジアム 3枚
・ガラル鉱山 3枚
 フライゴンの火力を底上げするカード。アブソルで相手を縛ったり、ジラーチの試行回数を増やしたりと、このデッキに採用されている他のポケモンともシナジーがあります。
◎エネルギー 9枚
・基本闘エネルギー 5枚、基本水エネルギー 2枚
 フライゴンがメインだが、インテレオンで殴ることもあるのでこの配分。序盤に基本エネが落ちるとキバナで動きやすいことから、極力基本エネルギーを多くしています。エネ管理自体はツイン3枚の方が楽だと思います。
・ツインエネルギー 2枚
 ジラーチ、アブソルを1ターンで動かすためのカード。3枚欲しいと思うこともありますが、上述の理由で最低限の2枚です。

3.戦い方(一例)


●1ターン目
・後攻を取って、どんどんよぶから試合を始めます。ナックラー1体+ジラーチ1体か、ナックラー2体置けると強いです。
●2ターン目
・裏工作を経由して、キバナからかがやくジラーチで攻撃します。オモテが出れば上々、失敗してもまだ逆転の目はあります。
●3ターン目
・ジラーチでかき集めた3枚を絡めて、フライゴンで攻撃します。ボスが打てる余裕もあるはずなので、ボスを絡めてでもサイドを取りにいきます。
●4ターン目
・裏工作で盤面を整えながら、インテレオンのアクアバレットで攻撃します。
●5ターン目
・キャリーか釣竿で戻したジラーチを再起動します。2回の攻撃のうちどちらかが成功することが、勝利のための条件となります。
●6ターン目
・ジラーチでかき集めた3枚を絡めて、フライゴンで試合を決めます。手帳でボスが戻せていると後ろも対象にできます。
・フライゴンが立てられていない場合は、アブソルから入り、縛ってターンをもらいます。

 以上になります。
 前回のプテラVSTARと違い、環境デッキともある程度戦える性能になっていますので、ぜひ名曲『小さきもの』など思い浮かべて使ってみてください。


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