日本のご飯は、美味しい

お久しぶりです。

日本の食事って美味しいですよね。
よく海外旅行に行った人が、現地で食ったもので一番美味かったのは日本のカップラーメンだとか、
帰国して日本でご飯を食べて感動したとか言ってるの聞きますよね。
これね、あながち間違いじゃないと思ってます。
もちろん海外にも美味しいご飯はあるし、要はどこの国で何を食ったかが重要なわけですが。

まずなんで日本のご飯は美味しいの?ってところからなんですけど、
日本って比較的添加物の規制がゆるくて、いろいろ入ってるんすよ。
有名どころで言うと、「アミノ酸等」ですね。一昔前は化学調味料とかうま味調味料って呼ばれてたやつです。
店でなんか買う時に成分表示見てみてください。たぶん大抵のもんに入ってると思います。
企業は「アミノ酸等」をなぜ入れるか。美味くなるからです。うま味調味料なんて呼ばれてたくらいだもの。美味いと思われればまた買おうって人が増える。売上がよくなるからですね。

実際「アミノ酸等」ってなんぞや?
これ正確には「グルタミン酸ナトリウム」という旨味成分ですね。
わかりやすい話が、味の素です。
グルタミン酸ナトリウムは英語表記にすると「MonoSodiumGlutamate」となり、海外では「MSG」なんて呼ばれてたりします。
まぁ、国にもよりますけど、海外では場所によっては食品に「NO MSG」って表記されていたりして、国で規制されてるとかじゃないんですけど、「NO MSG」の表記が無いと買わないよね、って認識がわりと当たり前のようにあったりします。
添加物に対する意識や抵抗が日本より高いってわけですね。

で、このMSGなんですけど。
脳生理学なんかでは、「神経興奮毒物」なんて呼ばれてます。
毒物ですよ?
実際に美味くなるというよりは、美味いと錯覚させているってことです。
言い方悪いけど、馬鹿舌になるってことですね。

遺伝子組換えのなんたらかんたら、って話もありますよね。
この辺の話、正直あまり詳しくないです。
今この記事を見ている端末で調べれば腐る程出てきます。
なので僕の文章で説明するよりは、調べたほうがよっぽどわかりやすい文章で多くの解説がされています。
とりあえず、厚労省のサイトにあったPDFのリンクです。https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000858307.pdf

まぁ、日本で暮らしている以上、絶対に口にしないで生きていくってまぁまぁ不可能に近い話なんで、
そういうの嫌な人は取捨選択しようね、ってことです。

でね、なんでこんな記事書こうかと思ったかというと、もう一部の人には言ってあるんですけど、
180度話変わるんですが、数ヶ月前からか、母がぶっ倒れて、立てなくなったわけです。
それで、頻繁に実家に顔出しに行ったり身の回りのことをして経過を見てました。
その時に、開封済みの味の素の小袋が近くにあったわけです。
あるとしても普通台所とかでしょう。
ふりかけみたいなんかにかけて食ってたとしか思えないわけですね。

少し前、ついに母から「もう限界だ、救急車を呼ぶから来てほしい」と連絡がありました。
当然飛んでいきますよ。一人息子だもの。
そのまま119に電話、付き添いとして一緒に救急車に乗って病院に行きました。
搬送中の救急車の中では、呼吸困難とか、脱水症状とか言われてて、あーこりゃしばらく入院だな、くらいに考えてたわけです。
そうだったらよかったんですけどね。

現実とは残酷なもので、受け入れてもらった先の病院で、緊急外来に運び込まれCT検査の結果腫瘍が複数見つかり、「癌の可能性が非常に高い」と医師に告げられ、癌だったら転移しているのでステージ4の末期であると言われ余命宣告までされました。年を越せるかもわからん状況です。
それ言われた時は一瞬理解追いつかなかったけど、辛いとか悲しいとかそういう感情は全くないですね。
一番辛いのは母本人ですし、「僕がしっかりしないと」って決意が先に来ました。
炭治郎が言ってた長男だから我慢できたみたいな感じですね。

それからは当然入院になりましたし、翌日から往復3時間かけて毎日面会に通ってます。
暇な入院生活の中で少しでも気が紛れればと話し相手になり、欲しい物を要求されたら買って次の日に渡す、みたいな生活をしています。
そんな生活続けてたらある日の面会後に主治医の先生に呼び出され、話をすることになりました。
検査の結果見せられて、「CEA」という数値について解説いただきました。
すごい大雑把に言うと、腫瘍マーカーこの数値が0~5なら正常、10以上で「癌かな?」って感じで、100以上だと手術しましょうって感じで、1000以上で助からんかもしれないと言ったものです。
母、それ5桁ありました。先生曰く、「末期中の末期です」
癌の可能性が癌で確定になったわけですね。
僕自身諦めが悪いというか、それ言われて帰宅後に「どうかヤブ医者であってくれー」とその先生のことをちょっと調べてみたのですが、
これがまた名医で、論文をいくつも書いてるような素晴らしい先生であるということがわかって、一切の望みが絶たれたわけです。
毎日面会に通うのは体力的にも精神的にも結構きついものがありますし、僕自身わりと人生で一番ピンチでボロボロなわけですけど、面倒だみたいなことは全く思ってないです。
後悔したくないので。

そんなわけだから次に顔出せるのがいつになるかわからんです。
まだどうなるか不明。
残された時間で、僕にできる限りのことを精一杯やってます。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
何が言いたかったかっていうと、なんで母が癌になったのかとかの因果関係は全くわからないけど、そういう食生活とかの要因って少なからずあると僕は思っています。
日本は半分の人が一生に一度は癌に罹患するくらいですし、がん大国って言われてますからね。
これ読んだ方、まだ家族が存命なのであれば、どうか大切にしてください。
僕みたいに手遅れになってからでは遅いです。
家族に対して感謝の気持ちと思いやりを持ちましょう。
僕はまだ28歳です。でもこうなりました。いつ誰がどうなるか本当にわからない。
ネットでは成人して実家で暮らしている人のことを子供部屋おじさん、おばさんなんて揶揄する言葉があります。
全然恥ずかしいことじゃないです。家族と一緒に時間を過ごせるって素敵なことですし、僕みたいに気づいたらこうなってたみたいになるほうがあかんのですよ。

じゃあ、またね。


いいなと思ったら応援しよう!