無料謎MonthlyLetterの制作経緯や裏側【ネタバレなし】
こんばんは、RiddleTimezはしもとです。
昨年から無料のLINE謎としてリリースされている「MonthlyLetter」についてまとめていきます。
実はRiddleTimez2名の初めての企画なので思い入れも深いコンテンツです。一度プレイした方はほっこりしながら、まだプレイしていない方もネタバレなしでお送りするので遊ぶかどうか読んでから判断してみてください!!
MonthlyLetterとは?
2019年に家に届く持ち帰りなぞとしてリリースしたパッケージでした。毎月異なる内容でリリースしていき、1200円の販売価格で手紙が家に届く形式でした。
そして、12ヶ月分を購入された方は12ヶ月分をクリアできた方専用の謎に挑戦することができる仕様でした。
当時は、割と新しい持ち帰り謎でした。
今でこそ持ち帰り謎って色々な会社やクリエイターが制作して、その種類も豊富でしたが当時は結構珍しいパッケージだったんじゃないでしょうか?
毎月毎月新しいパッケージが販売されていく。しかもシーズンに合わせた設定でした。
思ったより売れました。
当時は、謎解き事業なんてほとんどやっていない中でのチャレンジだったため知名度もなければ告知も一切ない中でリリースしていきました。
の、割には結構売れたな〜って思います。謎クラのアンテナってすごいなぁって感心していました。
制作の経緯とは・・・?
これも思いつきでした。当時は、婚活事業がメインで謎解きなんて婚活イベントの中でちょこっとだけ作っていたレベルだったのですが、あるとき持ち帰り謎を作りたい!って思ったのです。
これがRiddleTimezのスタート。
当時、活動していた名前はRiddleTimezではありませんでしたが、これが始まりの企画でした。
持ち帰り謎を作りたい!って思って、今のメンバーのみーに相談しました。実はこれも結構久しぶりの連絡で。
そしたら、毎月新しいストーリーを出したら面白いんじゃない?って思わぬ回答をされたのを今でも覚えています。笑
そこから毎月パッケージを作る大変な1年間。
見切り発車もいいところで、毎月締め切りに追われ常に次の月の謎を作り続ける日々が始まりました。。。
アイデアがまとまらず喧嘩したこともしばしば・・・。
LINE謎にリメイクされたMonthlyLetter。
持ち帰り謎として販売も終え、落ち着いてから数年が経ちました。昨年、そのパッケージを見返してみたら数年経っても結構面白いと感じる謎も多かったのです。
そこで、LINEでリメイクし少しでも多くの方に遊んでもらいたい、RiddleTimezを知ってもらいたいと思って始めたリメイクプロジェクトでした。
LINE仕様へのリメイク。
大きなストーリーや構造、謎は当時の良さを活かしつつですがLINEならではの仕掛けも取り入れるようにしました。そのため、当時は『紙もの』としての楽しさがありましたが、今回は全くの別物になったと思っています。
実際、当時遊んでくれた方もLINEで遊んでいただけた方も非常に多いんです。
MonthlyLetterのおすすめポイント。
無料のコンテンツですし、とにかくたくさんの方にプレイして欲しいと思っています。おすすめしたいポイントをいくつかまとめていきます。
1. 無料の域を超えている!
まずこれです。笑
当時は販売価格を取っていたので、料金をとってもいいぐらいの内容に仕上がってしまいました。
それは、謎やストーリーのボリュームや難易度すべてです。
一般的なLINE謎で小謎が数問+ラス謎ぐらいのことが多いと思いますが、MonthlyLetterはプレイ時間は1〜2時間くらいはかかる内容です。それが12パッケージ。全部やってくれた方には本当に感謝です!
2. 物語を楽しめる。
MonthlyLetterで大事にしていたことは「物語」です。12種類の物語がありますが、それぞれが全くことなる内容になっています。
例えば、8月号は「夏休み」がテーマですが、主人公は入院している女の子で、不思議な男の子との文通で始まる物語です。
ベタなストーリーがあったり、ちょっと抜けるギャグっぽいキャラがいたり、自分の選択でエンディングが分岐する物語があったりと、本当にバラバラなパッケージたちです。
また、それぞれにOPやEDのムービーもあり演出も充実しています。
3. 難易度もバラバラでクラスタ向けのものもたくさん。
12個の物語は難易度やボリュームがバラバラです。これは作っている当時の「ムラ」だったのですが、今となっては良さになったと思っています。
LINEを登録すると、一覧画面でどの難易度のパッケージを選ぶか決められるので、好きな難易度からプレイすることができますよ!!
2人のおすすめの物語は?
分担しながら制作していた企画だったので思い入れはそれぞれ異なります。ネタバレにならない程度に少しだけご紹介しますね!
はしもとのおすすめは、10月と3月。
10月は「魔女」をテーマにした物語で、ボリュームも難易度も最大級です。
正直やりすぎたと何度思ったか・・・。
個人的には脱出ゲーム的な要素を取り入れたかったので、そんなエンディングがあったりします。
一つの小説を読み終えたような達成感があると思いますよ!
3月号は「イースター」をテーマにした物語で、これも難易度は結構高めのパッケージです。
うさぎに誘われて不思議な森に足を運ぶ主人公ですが、OPはネタっぽくなっているけれど、EDではほっこりしているなんとも不思議な物語です。
みーのおすすめは、2月と5月。
2月は「学校内での恋愛ストーリー」です。地味な男の子が暗号にまみれた手紙を見つけ解読していく物語です。
これは、みーが自身で1つのパッケージを作るのが初めてのデビュー作のようなパッケージです。やりたいことを詰めた物語になりました。
5月は「入社試験」です。これは他の物語と異なり時間制限付きのパッケージです。試験会場内に隠された謎を解きポイントを稼ぎ、そのポイントによって入社時のランクが変わる不思議な入社試験です。
小謎を大量生産しましたが、中には面白い小謎も結構あります!
無料でも難易度やボリュームが充実しているRiddleTimezの謎。
毎回思いますが、正直やりすぎています。どこかで別の謎会社さんから怒られるんじゃないかとヒヤヒヤしています・・・。
ですが、RiddleTimezは2名で細々3年ほど活動している小さな団体です。自分たちの謎を解いてくれるだけですごく嬉しいのです。
だからまだまだ仕事は選ばずに、1件1件の謎をしっかり作っています。そんな思いを形にしたのがMonthlyLetterリメイクだと思っています。
正直リメイクするのもなかなか骨が折れました・・・。繁忙期は、あまり寝られずにLINEと戦い続けた記憶があります。。。
このLINE企画も全然告知をしていないのに、何千人の方にプレイしていただいているみたいです。本当に嬉しい限りです。
リアルイベントは、周遊型のイベントが多く全国色々な場所で開催しています。今はざっと20件ぐらいのイベントが開催中みたいです。
ぜひ名前だけでも覚えていただけると嬉しです。これからもRiddleTimezをよろしくお願いいたします!!