足助謎について開催の背景とか想いを色々。
こんにちは、はしもとです。
2025年の足助謎も開催が決定しました。まだ開催日やHPなどはリリースしていないので今後の情報解禁を楽しみにしていただければと思います。
実は今回で第8弾になる長い長い長い謎解き街歩きです。
個人的に思い入れも多いし、ファンの方も多いので、制作者としての目線で色々話していきます。
足助謎が始まった背景は?
初めての開催は2019年2月でした。その当時は、まさかここまで規模が大きく、8回も続くと思ってもみなかったです。
どんな経緯で始まったのか振り返ってみます。
元々は婚活イベントの開催を依頼されていた!?
足助謎を発注してくれた担当者とも長い付き合いになります。
実は最初は「婚活イベントを足助で開催できないか?」という相談だったのです。
初回の打ち合わせは、はしもとがまだ会社員時代に付き合いのあったクライアントの紹介から初回の打ち合わせにつながりました。
婚活イベント会社だったので、謎解きはお断り。
当時は、婚活イベント会社の社員だったため、上司から「謎解きイベント」の企画はNGを受けたんです。
足助の担当者としては、婚活や謎解きなど何か新しいことがしたいとのことだったのですが、会社員としての限界もあり、当時は「ごめんなさい」をしたことを今でもはっきりと覚えています。
せっかく楽しい企画が出来そうだったのに、悔しい思いと、担当者への申し訳ない思いが強かったです。
独立をしたら、連絡をくれて最初の企画へ。
2018年8月に当時の会社を辞めて独立しました。当時は、街コンや婚活イベントがメインだったのですが、『謎解きイベント』の発注をくれたんです。
メールを振り返ると、退職の挨拶文が出てきました。その後、ご連絡を頂けたのは本当に嬉しかったですね〜。
謎解きイベントは初めての開催。
2019年に開催した初回の謎解きは、はしもととしては実は、「謎解きイベント」自体が初めての開催だったのです。
「謎解き」×「婚活イベント」だけの経験値
今考えるとその担当者もすごいなぁと思います。有料の謎解きイベントを開催したこともない人間に、お金を渡して企画させてくれたのですから。
当時から謎クラだったので他社の謎解きには死ぬほど参加していて、その延長で「簡単な謎解き」を婚活イベント内で企画はしていました。
ですが、周遊型の有料イベントなんて未知数でした。全て手探りでなんとか形にできたと思います。
初回のイベントで大成功。
当時は、街コンの事業がメインだったので「イベントSpoon」という名前で運営していました(座組見ると懐かしい〜)。
正直、どこまで集客ができるかも不安しかありませんでしたが、想定の数倍の集客につながり満足度も非常に高かったことを覚えています。
足助謎の特徴やポイント。
尖りまくっているのが足助謎なんです。だからここままで続いているし、最近は静岡や大阪からの遠征組も目立つようになっているんだと思います。
1. はしもとの好き勝手な企画を。
担当者も尖っている方で、「実験的な謎」もウェルカムな方なんです。
普通、周遊なぞって「色々な制限」が前提だったりします。ですが、そういうこともほとんどなく、本当に自由に企画させてもらっています。
毎回思いますが、これやっていいんだ、て思えることも多い挑戦的な問題も多いです。
2.東海地方では珍しい「有料の周遊型謎解き」。
周遊型の謎解きイベントで有料のものって東海地方にはほとんどありませんでした(最近は少しずつ増えてきました)。
関西では当時からメジャーでしたが、東海地方は「ファミリー向けの無料もの」ばかりでした。
そんな状況で、数少ない「ガチな」「有料の謎解き」が好評でした。
はっきり言って、上級編の謎は初心者のことは考えていないです。笑
1問目からハードなヒラメキ問題を入れることも多いので、最初に詰んでしまう方も多いと思います(もちろん、ヒントはちゃんとあります)。
ここまで本気の謎は全国的にも珍しいんじゃないでしょうか・・・。
3.町の人とのコミュニケーションを取り入れる。
制作上の制限は一切ありませんが、1個だけこだわりがあります。それは町の人とのコミュニケーション(接点作り)です。
周遊型では珍しいですが、指定の店舗に入って答えを伝えたりカードを渡したり、が必須です。
足助を身近に感じてほしいという想いも特徴になっています。
4. はしもとが絶対に受付にいる。
クリエイターが受付で接客しているイベントって珍しいのではないでしょうか。クリエイターでありながらイベンターでもあるので、接客も大好きです。
おかげさまで足助謎ファンが毎年増えていて、ファンと直接会話する機会も非常に増えています。
やっぱり直接、毎回来てくれる謎クラさんと話すのは楽しいです。
はじめましての方もお気軽に声をかけてくださいね!
進化する謎解き。
多分、数回参加してくれた方は毎回びっくりしていると思います。傾向や流れの特徴はありながら、毎回ガラリと雰囲気が変わっていると思います。
デザイン面、謎制作の成長
特にこの2年での成長はすごいと思います。多分、会社が変わった?と思った方もいたかと思います。
ですが、RiddleTimezは周遊型謎解きイベントの制作も非常に増え、かなりレベルアップしたと思います。
そうしたレベルアップが謎解きの企画をより強くしているんだと思います。
まだまだレベルアップしてますんで、次回も前回よりすごいことになるんじゃないですか〜笑
2025年の足助謎もお楽しみに。
次回のビジュアルだけは先行で公開しています。
毎回お願いしているイラストレーターさんも頑張りすぎた・・・と言ってきたほど素敵なビジュアルになりました。
謎はこれから作ります。
足助謎はいつも秋口から制作を開始します。はしもとの謎の作り方については別のnoteでまとめましょうか。
大体2,3日で全体をまとめてしまうので、結構ギリギリに制作します。
なので現状ではどんな謎になるかは言えないし、イメージも全くありません。
けれど、足助でしかできないアイディアも。
1年間謎を作っていると、「ボツ謎」がたくさん出ます。それは面白いけれど実装ができない、ものもあります。
「これ足助だったらできそうだし、絶対に面白いよね」ってアイディアはいくつもあります。
今の時点で、いくつか溜まってきているので、楽しみにしてくださいね。足助でしかできない企画を次回も目指していきますよ〜。
RiddleTimezを成長させてくれた足助謎。だから、何よりも頑張りたい。
今振り返っても、本当に「縁」で成り立っている企画だな〜って思っています。色々な奇跡が重なって今に至ります。
色々な挑戦をさせてくれる、RiddleTimezファンが増えている企画ということで本当に感謝しかありません。
制作期間だけ見ると片手間と思う方もいたかもしれません。ですが、年間を通して常に足助謎が頭にあります。
実際、これだけ毎年やっている企画もないので、引き出しも限界なのです・・・。
ですが、皆さんの期待値を超えるために常に考え続けます。
今の時点ではまだ何も企画がありませんが、今までやってきたことを信じて楽しい企画を目指します。
1個だけ絶対に取り入れたい内容を言っておきますと、
上級編の冊子は見たことない形になっていると思います。笑
また上級編はやりすぎてしまうんかなぁ〜・・・。
足助でしか体験できない謎を楽しみにしていてくださいね。
これからも足助謎をよろしくお願いいたします。