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【マガジン8】『店舗販売の自由研究』〜鳴門鯛焼本舗〜(2020/02/24)
世の中では、新型コロナによる厚生労働省のダイヤモンド号の対応が世界から批判され、しかもコロナ患者が急増した日本は、いわゆる「悪い円安(リスクオフの円売り)」の様相が見られた一週間でしたね。
本日月曜日はダウも日経も暴落中で、いよいよ不景気の影が迫ってきたように感じます。
ただ、環境をどうこう言っても仕方ないので、私たちは出来ることを1つ1つやっていきましょう。
今回は、食品業界の、とある店舗ビジネスのマーケティングについて私が自由研究してきた内容です。
あ、ほんとにただの自由研究なので、マジで気楽に読んでください笑
自分は自由研究というものを殆どしたことが無いまま社会人になりました。
— Rid (@Cheverlest) February 24, 2020
だから会社で理系の仕事をしていて、
「計算で出せるのに実験する意味ある?」
って最初は思っていました。
しかし、新規営業をしていくうちに、この考えは変わり、実験を重んじるようになりました。
高校の時も、実験や研究ってそもそも答えが分かっているのに、わざわざやる意味が分からなかったんです。(←アホ笑)
でも会社に入り、理系分野の商材で技術営業しているうちにようやく理解しました。
人間は、経験したこと以上のことは出来ない。
わざわざ実験をすれば、その分野に対する理解が深まりますし、誰も気づけなかった発見に繋がる可能性があります。
また、計算で出た結果と実験の結果が違う場合もあります。
「理想と現実は違う」
という言葉があるように、仮説を立てても、条件設定がズレれば結果は違ってしまうのです。
「ではなぜ計算と違う結果になったのか?」
これを考えることも非常に有意義です。
どうしたら計算通り製品を大量生産できるのか。
実験することによって、陥りやすい罠なんかにも気付けます。
化学メーカーの製品って基本どれも試す価値アリなんですけど、コストコストで、試すのでさえ後ろ向きな人が割と沢山いるんですよね。
— Rid (@Cheverlest) February 23, 2020
机上の計算は、条件設定を間違えば「間違い」の結果が導き出されます。
結局、実証実験をするのが1番正しかったりするんです。
また、「そもそも誰も研究していない内容」であればさらにGood!!ですよね。
以前テレビでやっていましたが、
「夏休みの宿題をやらなかった時の、家族の反応と自分の心情を研究してみた」
という秀逸な自由研究が特集されていました。
・8月15日晴れ まだ宿題はやっていない。大丈夫だろうかと思いながらも、気にせず遊びに行く。
・8月25日曇り まだ宿題はやっていない。母親からは「いい加減宿題しなさい」と怒られた。だがしかし、まだやらない。
・8月30日晴れ 宿題に手を付けていないが、もうなんだか逆にスッキリしてきた。
確かこんな感じで、自分の心情を自由に研究していました。これも立派な研究で、もちろん誰もやったことのない研究です。
社会に役立つ研究とは思えませんが(笑)、極端なことを言ってしまえば、研究者の研究は、必ずしも社会の役に立つとは限らない研究を続けています。
誰もやっていないことは、誰も経験していないことなので、価値があります。
私の友人は、日本の院卒後、海外の大学で博士号の課程に進んでいますが、研究しているのは「”つがい”のマウスの脳みそをいじったら、”つがい”じゃなくなるのか」だそうです(笑)
そのうち世界に彼の名が知れ渡ると思います。たぶん。
さて今回私は、とある鯛焼き屋さんの店舗販売について「なぜこんなに売れるのか?」と、勝手に自由研究してきました笑
これをやった背景は、カフェの窓の外をボーっと眺めていて、
「あの鯛焼き屋さん売れてるのかな~?意外と買っていく人いるからやっぱり売れてる?ん、じゃあどんな人が買っていくのだろう?」
と疑問に感じたからなんですね。笑
日曜夜の20時~22時までの2時間、ひたすら買っていく人を観察しているという恐らく日本有数の陰キャ活動をしてきました!!!
昨晩にこんなオタク活動をしていた人間って日本中で私しかいなかったと思います。
「誰もやったことのない研究」なので刺さる人には刺さる、ある意味では希少価値のある研究内容なのかもしれません。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/19835602/picture_pc_d410f562de36d37e8a49f223b62e34fc.jpg?width=1200)
対象は、東京や大阪を中心に数十店舗を構える人気チェーンの「鳴門鯛焼本舗」さんの某店舗です。(ネタに使わせて頂くので、宣伝しておきます)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/19836316/picture_pc_158157369b20c2e0babfb65cec8d0c76.jpeg?width=1200)
![キャプチャ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/19836454/picture_pc_f20578938d5d041653e7565acaedafd0.png?width=1200)
鳴門金時いも鯛焼きが220円。普通の鯛焼きが200円という価格設定であり、私は「薄利多売って大変だろうなあ。どんな商売なんだろ?」と純粋に疑問に感じました。
でも私が自由研究していた2時間は、かなりの人が買っていったんですよね。
モノづくりの世界で生きている身としては、割烹着を着たおばちゃんが一生懸命に1個200円の鯛焼きを売っている姿がとても美しく見え、とてもほっこりとした気持ちになれました。
作り手の大変さをある程度知っているからこそ、頑張って欲しいなという気持ちです。
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