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【マガジン110】日系石油化学の展望
2024年7月現在の見解です。
現在の世界経済、金融の世界は非常に分かりづらい混沌とした状況かと思います。
円安による1ドル=160円の突破(7月以降急激に円高に振れましたが、それでも1ドル=153円)、円安による自動車サプライチェーン、海運などの円安企業の増益。戦争継続によるエネルギーコストの高止まり、コンテナ価格の上昇など。
日経平均も4万円を突破したかと思いきや、円高による下落など。日産自動車は1Qの業績は利益99%ダウンという速報も出ていましたね。
良いのか悪いのか分からない経済情勢ですが、さらに分かりづらいのが化学や素材セクターかと思います。
信越化学という業界4位(世界)の時価総額を誇る巨大企業があるものの、財閥3社+旭化成の石油化学事業などはボロボロな状況です。
一方、富士フイルムのチェキ事業などは相変わらず好調で、企業によってだいぶ業績に差が出てきているような状況です。
ただし、今回は、そのような個別企業の分析はあまりせず、化学セクターの業界の未来をマクロにザクっと考察していきたいと思います。
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